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Illustratorテクニック

【Illustrator初心者向け】⌘D(繰り返し)を使って花と花火を簡単に作る方法

当記事では、Adobe Illustratorの「⌘D(繰り返し)」使って「花」や「花火」を簡単に作る方法を説明しています。

「⌘D(繰り返し)」をマスターすれば、作業時間の短縮にもなるので、ぜひ参考にしてくださいね。

 

ベースの花びらを作る

Illustratorの⌘Dを使って花・花火を作る方法

Illustratorのキャンバスに、垂直側・水平側からそれぞれガイドを引きます。
(ガイドが交わった部分を中心点とし、中心点を軸にオブジェクトを描いていきます。)

《ガイドの引き方》
⌘+Rで定規を表示し、定規の目盛り部分をドラッグしながらキャンバス側に引っ張るとガイドを作れます。

 

Illustratorの⌘Dを使って花・花火を作る方法

楕円形ツールで花びらとなる円を描き、垂直方向のガイド上に配置します。

今回は楕円形ツールで簡易的に花びらを作っていますが、花びらのディティールにこだわりたい方は、もっと作り込んでくださいね!

 

⌘+D(繰り返し)で花びらを1つの花にする

Illustratorの⌘Dを使って花・花火を作る方法

続いて、花びらを複製して花を作っていきます。

先ほど作った花びらを選択した状態で、ツールバーにある「回転ツール」を選びます。

 

Illustratorの⌘Dを使って花・花火を作る方法

optionキーを押しながら、一番最初に決めた中心点(垂直ガイド・水平ガイドが交わる点)をマウスでクリックします。

上の画像のように、ポインターのようなものが表示されます。

こちらのポインターを中心点として、これから花びらを回転させていきます。

optionキーを押しながらクリックしないと、自分の好きなところに中心点を置くことができないので、必ずoptionキーを活用してください。

 

Illustratorの⌘Dを使って花・花火を作る方法

回転ツールのダイアログが開くので、

回転の角度に360度で割り切れる数値を入力します。

(花びらの形にもよりますが)あまり大きい数値を入力すると間隔が広くなるので、10〜20度くらいがおすすめです。

その後、左下のコピーボタンをクリックします。

 

Illustratorの⌘Dを使って花・花火を作る方法

15度で回転した楕円がコピーされました。

(事前に決めた中心点を軸に15度回転した楕円です。)

 

Illustratorの⌘Dを使って花・花火を作る方法

「指定した軸を中心に、15度で回転した楕円をコピー」という動作を繰り返せば、花が出来上がるのですが、

この時便利なのが「⌘+D」(Win:Ctl+D)

直前に行った同じ動作を繰り返したい時に使います。

今回の場合は、「⌘+D」を連打すれば花びらが15度間隔で回転しながらコピーされていきます。

 

Illustratorの⌘Dを使って花・花火を作る方法

⌘+Dを何度も適用し、24枚の花びらがコピーされたら完成です。

 

完成

Illustratorの⌘Dを使って花・花火を作る方法

中心に花芯を描けば完成です!

ここまでの作業時間は、たったの1分。

もちろん花びらのディティールに拘ればもっと時間はかかりますが、⌘Dを使うことで通常のコピペ作業よりも正確でスピーディーに作業を終わらせることができます。

 

⌘+D(繰り返し)で花火を作る

Illustratorの⌘Dを使って花・花火を作る方法

⌘+Dを使って、打ち上げ花火を作ってみます。

今回はデフォルトの形ではなく、パスを使い楕円の形を調整しました(笑)。

 

Illustratorの⌘Dを使って花・花火を作る方法

やり方は、先ほどとまったく同じです。

ベースとなるオブジェクトを選択し、中心点にポインターを置き、回転ツールで20度間隔でコピーしていきます。

 

Illustratorの⌘Dを使って花・花火を作る方法

18個コピーをすると、花火っぽくなりましたね!

しかしこのままだと形が単調すぎるので、少しアレンジします。

 

Illustratorの⌘Dを使って花・花火を作る方法

等間隔にオブジェクトを選択します。

その後「⌘+shift+option+D(個別に変形)」を適用し、選択したオブジェクトの大きさを70%に縮小します。

 

Illustratorの⌘Dを使って花・花火を作る方法

大きさと色を変え、より花火らしくなりました。

 

⌘+D(繰り返し)で幾何学模様を作る

Illustratorの⌘Dを使って花・花火を作る方法

⌘+Dの機能を使って、幾何学模様を作ってみましょう。

今回は「角丸長方形ツール」を使います。

上の画像のように、中心点から左上になるように配置します。

 

Illustratorの⌘Dを使って花・花火を作る方法

これまでと同じように、中心点を決めて回転ツール(角度10度)でオブジェクトをコピーしていきます。

 

Illustratorの⌘Dを使って花・花火を作る方法

途中経過はこんな感じです。

 

Illustratorの⌘Dを使って花・花火を作る方法

完成しました〜!

幾何学模様のような、美しいラインアートができました。

皆さんも、いろんな形のオブジェクトで試してみてください。
偶然の産物で、思いも寄らない美しい形が仕上がったりしますよ。

 

 

Illustratorの⌘Dを使って花・花火を作る方法

同じ「角丸長方形ツール」の回転でも、中心点を変えるだけでまったく違う幾何学模様を作ることができます。

 

Illustratorの⌘Dを使って花・花火を作る方法

今回は、中心点の場所を真横に設置しました。

さて、どんな形に仕上がるでしょうか。

 

 

Illustratorの⌘Dを使って花・花火を作る方法

途中経過です。

 

Illustratorの⌘Dを使って花・花火を作る方法

完成です!

このように、同じ形でも回転をする中心点の位置を変えるだけでまったく違ったオブジェクトを作り出すことができます。

面白いですよね。

⌘Dを使えば、誰でも簡単に再現できるので、ぜひ挑戦してみてください。

 

 

【まとめ】⌘D(繰り返し)を使って花と花火を簡単に作る方法

⌘+Dを使った回転ツールの活用方法をご紹介しました。

花や花火など、同じ形のものが円状に繰り返し構成されいてるものを作る時に使える手法です。

車輪やギアを作る時にも便利です。

 

また、幾何学模様のように⌘+Dで「偶然の産物」を生むこともできるので、Illustratorの機能に慣れる意味でもいろんな形で試してみてくださいね!



 

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