「業界未経験だけど、Webデザイナーになりたい!」
「今はまったく知識がないけど、Webデザイナーに転職したい!」
といった方に向けて、当記事では「未経験・知識なしからWebデザイナーになるためのロードマップ」をまとめました。
デザイナーになりたいと思っても、
「具体的にどのようなアクションを取れば良いのか」
「どういった流れでWebデザイナーになるのか」
「どんな知識が必要なのか」
といった疑問を抱かれる人も多いはずです。
Webデザイナーを目指している初心者さんは、ぜひ当記事を参考にしてくださいね。
この記事を書いている人
メーカーのインハウスデザイナーを9年経て、現在までフリーランスとして活動。
当サイト運営にあたり70校以上のWebデザインスクールを徹底調査しました!
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内容がサクッと分かる目次
未経験・知識なしからWebデザイナーになるのは難しい?
冒頭から、厳しい現実をお伝えしなければなりませんが、
未経験者がWebデザイナーになるのは、難しいです。
未経験の上に、知識なもない状態でのキャリアチェンジはさらに論外。
最低でもWebデザインスクールに通うなどして、Webデザインの基礎知識を蓄えておくことは必須です。
男性の場合は35歳を超えたあたりから段々と、
女性の場合は30歳を超えるとガクッと、企業への転職が難しくなります。
30〜35歳以上でも就職・転職に成功するのは、Webデザイナーとして優秀な実務経験を積んだ限られた人材のみ。
なぜかというと、Webデザイナーは技術職であり専門職でもあるからです。
専門的なスキルは一朝一夕で培えるものではなく、歳月をかけながら経験を積んで体得していきます。
転職における企業側が求める人材は「即戦力」です。
だから「未経験デザイナー」より「経験豊富なデザイナー」を採用してしまうのは、当たり前の話。
もちろん人間性も重要なので、経験や実績が長けていれば良いだけではないのですが、実務経験歴は採用を左右する大きな要素となることは事実です。
これだけ聞くと、
「未経験者がデザイナーに転職なんて、難しすぎるんじゃない?」
「デザイナーになることは、無理なんじゃないかな?」
と、心配になるかもしれません。
確かに、未経験者がWebデザイナーになるのは、それ相応の努力が必要なんですが、
身につけた技術は一生ものとなるで、自分の持つスキルの幅が広がり、働き方の選択肢が増えるというメリットが増えます。
Webデザイナーとして制作会社や企業に就職すると考えたらハードルが上がるのですが、企業に就職するだけがWebデザイナーになるための道ではありません。
具体的に言うと、
副業からWebデザインを始めてみる
フリーランスWebデザイナーになる
本業に活かして給与アップを狙う
本業のデザイン部署への異動を狙う
未経験・初心者が経験者と比べて圧倒的に足りないところは、
「実績」と「経験」です。
だからとりあえず、副業・フリーランスとしてWebデザインの仕事をすれば、必然的に実績も備わってきます。
実績が備われば、制作会社・企業への転職活動も完全未経験の頃に比べたら、何倍も楽になります。
また、本業と絡めてWebデザイナーを目指すのもおすすめです。
例えば、会社内にWebデザインの部署があれば異動を目指してみても良いでしょう。
Webデザインを必要としない職業なら、自らが率先して会社内のデザイン関連の仕事を請け負ってもみても良いですね。
このように、“戦うフィールドを間違えなければ”、Webデザイン未経験者でも、Webデザイナーとして活躍することができます。
Webデザイン未経験者は、絶対に経験豊富なWebデザイナーと「同条件」で戦わないことが鉄則です。
この辺のポイントについても、後ほど詳しく解説していきますね。
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Webデザイナーになるために資格はいる?知識は必要?
Webデザイナーになるための資格は必要ありません。
変な話、デザインも何もできない素人でも「私はWebデザイナーです」と言って開業届を出しちゃえば、フリーランスのWebデザイナーとして働くことができます。
だから先ほどもご説明した通り、Webデザイナー未経験者でも「フリーランス」「副業」であれば仕事を獲得できたりするんです。
資格がないことで参入障壁が低いのですが、もちろん素人でも稼げるようになるなんて甘い世界ではありません。
資格は必要ないものの、代わりに「実務経験」がものを言う実力社会でもあります。
資格が必要ない代わりに、実績と経験で評価される世界なので、未経験者や知識がない人Webデザイナーになることは難しいということに繋がるのです。
とはいえ、誰でも最初は未経験・初心者です。
順を追って確実なルートを辿れば、未経験でもWebデザイナーになることができます。
未経験者がWebデザイナーになるためには、いち早く「実績作り」が大事なので、その第一歩としてWebデザインの勉強からスタートします。
焦せらせるわけではないのですが、「本気でWebデザイナーを目指したい!」という方は、できるだけ早めにWebデザインの勉強をして実績を積むようにしてください。
業界の知識の学習は必要不可欠です。
実績を積めば積むだけ認められる世界なので、早く行動を起こした方が早く実績を積むことができますよ。
ちなみに、Webデザインには国家資格の「ウェブデザイン技能検定」というものもあります。
ウェブデザイン技能検定は、国家資格なので持っていないより持っていた方が有利なんですが、無資格でも問題なく働けます。
Webデザイナーの収入目安
Webデザイナーは、具体的にどのくらいの収入を得ることができるのでしょうか。
作業ごとの平均相場をまとめてみました。
内容別の収入目安
- バナー制作【数千円〜3万円 / 件】
- ロゴ・アイコン・イラスト制作【数千円〜5万円 / 件】
- LP(ランディングページ)制作【5〜20万円 / 件】
- Webサイト制作【10〜30万円 / 件】
- アプリ開発【50〜100万円 / 件】
こちらの収入例は、あくまでも平均的な目安となります。
クライアント次第でいかようにも高額報酬を得ることができますし、反対に買い叩かれてしまうこともあります。
ただ、未経験者がいきなりアプリ開発のような高等スキルが必要な仕事を獲得することは難しいので、未経験者にも優しい
バナー制作
ロゴ・アイコン制作
LP制作
などの仕事を視野に入れてください。
上記金額は、主に個人で仕事を請け負った時の報酬目安です。
制作会社に同等の仕事を依頼するともっと高額な料金が発生します。
雇われて働く場合の収入目安
- アルバイト・パート【時給:800〜1,200円】
- 派遣社員【時給:1,200〜2,000円】
- 正社員【月給:18〜50万円】
「フリーランスで仕事を自分で取ってくるのはちょっと…」といった人は、雇われWebデザイナーとして働くこともおすすめです。
新卒以外でWebデザイナー未経験者をいきなり正社員雇用する企業は少ないのですが、企業によっては未経験者を優遇してくれたりします。
ただし、実務未経験者がWeb業界に入っても、最初は高額な給料を見込めません。
最低賃金に毛が生えた程度だと考えてください。
しかし、Web業界に入って得られる経験はお金では買えないくらいに貴重です。
私も実際に経験したのですが、独学やスクールでデザインを学ぶよりも、業界に入って働きながら学んだ方がスキルが桁違いに伸びます。
要するに「下積み時代」が必要ということです。
下積み時代は、お金よりも「技術」と「経験」を積むことに専念し、下積み時代が終われば、給与アップやフリーランスデザイナーとしてもキャリアアップも可能になります。
Webデザイナーになるために必要最低限覚えておくスキル
続いては、Webデザイナーになるために覚える必要のあるスキルを解説します。
Webデザインに関する知識がない、スキル0では、仕事を請け負うことは100%無理です。
当たり前の話ですが、Webデザインの知識やスキルがない人に、誰も仕事なんてお願いしませんよね。
企業の採用側もそうです。
企業は知識を教えてくれる学校ではないので、わざわざ初心者にイチからWebデザインのスキルを教える暇なんてありません。
だから、Webデザイン初心者は必要最低限覚えるべきスキルを必ず身につけてから仕事を獲得するようにしてください。
バナー制作をしたい人
バナーデザイン制作をしたい人は、以下のスキルが必要です。
必要スキル | Illustrator / Photoshop |
難易度 |
Illustrator・Photoshopはデザイナーが必ず学ぶべきデザイン編集ルーツ。
特に、PhotoshopはWebデザインをする際に必ず使われるので、必ず覚えておくようにしましょう。
ロゴデザインや、チラシなどのDTPデザインも視野に入れて働きたい人は、Illustratorも並行して覚えておくと便利です。
Illustrator・Photoshopの利用料金はそれぞれ月額2,728円です。
Webデザイナーとして働くのなら、今後もかかる必要経費となります。
Illustrator・Photoshopを1年間39,980円で安く買える方法は、こちらの記事でご紹介しているので合わせてご覧ください。
ロゴ・アイコン・イラスト制作をしたい人
ロゴ・アイコン・イラスト制作をしたい人は、以下のスキルが必要です。
必要スキル | Illustrator / Photoshop / CLIP STUDIO |
難易度 |
ロゴ・アイコンなどの作成は、主にIllustratorを使うことが多いです。
Photoshopでもできますが、インターフェイスの使いやすさやベクターデータの作成に長けているIllustratorの方が主流です。
また、イラストの作成をしたい方は、ペイントツールCLIP STUDIOを導入すると便利。
イラスト作成に関してはデザイナーの領域とは違うかもしれませんが、イラストが描けることは自分のスキルに必ずプラスに働きます。
仕事の幅も広がるので、イラストが得意な方は積極的にアプローチしていきましょう。
LP(ランディングページ)制作をしたい人
LP制作をしたい人は、以下のスキルが必要です。
必要スキル | Illustrator / Photoshop / HTML / CSS |
難易度 |
LP(ランディングページ)とは、美容健康系の商品広告でよく見かける1ページで完結するサイトのことです。
一枚の画像データで作り込んでいるサイトもありますが、その場合Photoshopを使用して作ります。
テキストなどの情報はコーディングを用いているサイトも多く、HTML・CSSなどの知識も併用して必要となりますが、高度なプログラミング知識は必要ありません。
LP制作は情報量も増えてくるので、バナー・ロゴなどと違い、作業に時間がかかります。
Webサイト制作をしたい人
Webサイトのデザイン制作をしたい人は、以下のスキルが必要です。
必要スキル | Illustrator / Photoshop / XD / HTML / CSS / JavaScript |
難易度 |
サイト制作は、ページ数が増える分、作業量も必要になる知識も格段に増えます。
サイト全体のデザインを考えるだけではなく、HTML・CSS・JSなどのコーディングを行なって内部の構築まで行う必要があります。
サイトをイチから自分で作れるようになって、やっとWebデザイナーとしてのスタートラインに立てたことになります。
覚えることがたくさんあるのですが、実は「デザイン」と「コーディング」は切り離して考えてもOKです。
なぜなら「デザイン」と「コーディング」は別の人が担当することもあるからです。
デザインが得意な人がデザインを担当
コーディングが得意な人がコーディングを担当
と、それぞれに役割分担があります。
ただし、作業分担はサイトの規模にもよりますし、個人で仕事を請け負う場合は、デザインからコーディングまですべて一人で行う案件が多いです。
なので、初心者のうちからデザインとコーディングは一通り覚えておいた方が良いですね。
一通りできるようになった上で、自分は「デザインが得意」なのか「コーディングが得意」なのか、適性を知っておくと良いです。
アプリ開発をしたい人
アプリ開発をしたい人は、以下のスキルが必要です。
必要スキル | HTML / CSS / JavaScript / Ruby / PHP / Python |
難易度 |
Webデザイナーとしての領域というよりエンジニアの仕事ですが、アプリの開発は在宅でも請け負うことができる人気の職業です。
Webデザイナーよりも高額報酬を狙えるのですが、その分覚える知識量が圧倒的に多く、内容も難しいです。
プログラミングは、数字に強い理系や理論的な考えが得意な男性の方が向いていると言われているのですが、
アプリ開発をやってみたい
プログラミングに興味がある
といった方は、Webデザイナー以外の在宅ワークとして視野に入れてみてください。
デザイナーとエンジニアの違い
デザイナーの仕事… Webサイトのビジュアル面を作成。視覚的要素をそのままデザインする仕事。
エンジニアの仕事… 目に見えないシステムの裏側を、専門の言語を使い開発・設計する仕事。(最近だとアプリ開発の仕事が多い。)
一見似ているようで、まったく違う職業です。
デザインもプログラミングも両方できる人もいますが、初心者がいきなりそこを目指すのは現実的ではないのでおすすめしません。
パート・アルバイトでWebデザイナーを目指したい人
パート・アルバイトでWebデザイナーを目指したい人は、以下のスキルが必要です。
必要スキル | Illustrator / Photoshop / XD / HTML / CSS |
難易度 |
Webデザイナー未経験者が、まず目指すべき雇用形態は「パート・アルバイト」です。
お金をもらって働きながら様々なスキルを吸収することができるので、正社員へのキャリアアップの踏み台としては最高のフィールドとなります。
パート・アルバイトといえ仕事なに変わりないので、Webデザインに必要なスキルがないと採用自体されません。
Illustrator・Photoshop・HTML・CSSは必ずマスターしておきたいところです。
最近では、ワイヤーフレーム作成(サイトの骨格作成)にAdobe XDというソフトを使うことが主流になりつつあります。
プロジェクト内での情報共通ツールとして使ったり、UI/UXデザイン作成にも使えるソフトなので、合わせて覚えておきましょう。
正社員・派遣社員でWebデザイナーを目指したい人
正社員・派遣社員でWebデザイナーを目指したい人は、以下のスキルが必要です。
必要スキル | Illustrator / Photoshop / HTML / CSS / JavaScript |
難易度 |
冒頭でも申しましたが、業界未経験者が正社員Webデザイナーを目指すのは、かなり困難を極めます。
まったく無理というわけではないのですが、未経験なりにIllustrator・Photoshop・XD・HTML・ CSS・JavaScriptの知識は必ず付けておくようにしましょう。
また、転職エージェントを活用すれば未経験からの正社員転職も可能です。
具体的な方法は後ほど紹介しますが、戦う場所とやり方を間違えなければ、Webデザイナー未経験の方でも正社員転職を狙えます。
【その他】Webデザインのルールや基礎知識
忘れてはならないのが、Webデザインのルールや基礎知識のインプットです。
私は長い間グラフィックの畑でデザインを行なっていたのですが、一度Webの領域に足を踏み入れると、まったく違ったルールがあることに驚きます。
レイアウトの法則や、ユーザビリティーを意識した考え方、インターフェイスごとのデザインなど、挙げればキリがないほどグラフィックとは異なるルールがあります。
これらは、経験からも会得できることはもちろん、学習によって習得していくこともできます。
例えば、「WebサイトはRGBカラーで作らなければならない」といった超基礎的なルールがあるのですが、これは知らなかったらかなり恥ずかしいレベルです。
(というか、RGBカラーのことを知らないレベルの人が、Web業界に転職することは無理です・・・)
自分が恥をかかないためにも、Web業界のルールや知識は事前に身につけておく必要があります。
なお、Webデザインの基本的なルールは「知識として知っておくだけのルール」と「デザインの法則に基づいたルール」の2種類があります。
先ほどの「WebサイトはRGBカラー」というのは、知っておくだけのルールです。
知識としてすぐに覚えられることなので、インターネットや専門書から簡単に得ることができます。
一方の「デザインの法則に基づいたルール」は、スキル習得までに時間がかかります。
デザインは様々な法則や決まりに基づいて組むことが定石なんですが、その法則を自分なりに噛み砕いて自分の肥やしにするには、やはり時間をかけて経験を積むしかありません。
当サイトでも、デザイン初心者の方に向けてデザインスキルが向上する情報を提供していますので、学習の際に参考にしてくださいね。
Webデザイナーに最低限のスキルはどのくらいの期間で習得可能?
Webデザイナーになるために必要な最低限の技術は、一体どのくらいの期間で習得可能なのでしょうか。
「勉強方法」「才能」「環境」で大きく変わるので一概には言えませんが、私の経験から述べさせていただきます。
- ソフトの操作を習得し簡単なデザイン・コーディングができる…3ヶ月〜半年
- デザインのセンスやトータル的な技術が身につく(一人でも仕事を任せられる)…2〜3年
初心者・未経験者がWebデザイナーになるためにの最低限のスキルは、3ヶ月〜半年くらいが習得目安です。
人によって、向き・不向きもありますし、覚えが早い人は1〜2ヶ月で会得している人もいます。
ただし、基礎を築いても、デザイナーとしてのトータル的スキルを身につけるには、まだまだ時間がかかります。
Webデザイナーの下積み期間は、おおよそ2年とも言われています。
2年間ほど踏ん張ればキャリアアップも視野に入れることができるので、継続してデザイン力の向上に励まなければなりません。
成長速度は、本人のやる気・能力次第でいくらでも習得期間を短縮できます。(逆も然り・・・)
上に示した期間は、ひとつの目安として考えてくださいね。
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【ステップ①】Webデザインの勉強をスタートする
ここからは、ステップに分けて具体的にWebデザイナーになるためのロードマップを解説します。
未経験・初心者がWebデザイナーになるための最初の第一歩は、Webデザインの勉強を始めることからです。
Webデザインの勉強なしに、Webデザイナーになれることなんてありえません。
仕事はもらえませんし、企業に面接に行っても門前払いです(苦笑)。
だから、必ずWebデザインの勉強をしてから、仕事を探すようにしてくださいね。
Webデザイン未経験者は、独学と専門スクールどっちがおすすめ?
Webデザインを学ぶ場合、大きく分けて2つの方法があります。
独学
専門スクールで学ぶ
Web業界未経験者は、専門スクールでデザインを学ぶことをおすすめします。
なぜなら、独学は多くの人が挫折してしまうから。
独学は教材費用が安上がりなので、気軽に誰でもWebデザインの学習を始めることができるのですが・・・
「分からないことがあっても、聞ける人がいない」
「一つ覚えることに、時間がかかる」
「モチベーションが続かない」
などと言った理由から、そのまま頓挫してしまう人も多いんです。
学習するためにお金をかけていないから、挫折のハードルが低くなるんです。
だから私は、本気でWebデザイナーを目指したいなら「専門スクール」での学習をおすすめします。
大金を叩いてデザインを勉強するからそこ、元を取ろうと必死になって勉強に身が入ったりするんです。
人間って不思議なもので、金額に比例してやる気・モチベーションが変わるものなんですよ。
確かに最初の高額な出費は痛いかも知れませんが、1年先・2年先など長い目で考えてみてください。
副業であれば毎月2万円の仕事をこなせば、1年くらいで元が取れます。
Webデザイナーとして企業就職した場合は、1ヶ月分のお給料で元が取れます。
何より身につけた技術は一生ものなので、元を取ってからはすべて自分の稼ぎとなるのです。
大金を叩いてデザインを勉強することに少なからずの「不安」を感じている人は、「無料体験」を実施しているスクールもあるので、まずはそちらを試してみることもおすすめです。
『無料』なので、「自分には合わない」「イメージしたのと違った」と思った場合は、そのまま受講を見送ることができますし、スクール側からの強引な勧誘もありません。
安心して無料体験を試してみてくださいね!
《オンラインで無料体験ができるスクール》
★ TechAcademy
専門スクールと独学を比較
メリット | デメリット | |
スクール | ・分からないことをすぐに聞ける ・プロの意見が聞ける ・業界のコネクションを作れる ・同じ志を持った友達ができる ・モチベーションを下げにくい ・就職活動を支援してくれる | ・お金がかかる ・積極性に欠けるとコスパが悪い |
独学 | ・教材費が安い ・自分のペースで勉強できる ・自走力が付きやすい | ・何から始めてよいか分からない ・相談できる人がいない ・疑問点の解決に時間がかかる ・モチベーションを維持しにくい ・自分のデザインを客観的に判断できない ・プロに添削してもらえる機会が作りにくい ・自己流の変な癖が付く |
挫折しない絶対的な自信があるのなら、独学でデザインを勉強しても良いのですが、挫折する不安要素を少しでも減らしたければ専門学校に通学するが断然有利です。
私自身も大学でデザインを勉強したのですが、そんなに意志が強い方ではないので(苦笑)、学校でデザインを学んで正解でした。
独学でデザインを勉強していたら100%挫折してただろうな〜と思います。
そんな事実がありながらも、独学でデザインを学ぼうとする人がなぜ後を立たないかというと、
専門スクールは「学費が高い」「通う時間がない」と思っている方が多いからです。
そんな方々のために、オンラインで『無料〜10万円以下』でWebデザインの勉強ができるスクールをまとめているので、気になる方はチェックしてみてください。
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【ステップ②】個人で仕事を受けてみる
デザインの勉強を進めていくうちに、デザインスキルが上がっていきます。
次のステップとして、自分のデザインが仕事として通用するのかを試すために「クラウドソーシングサイト」を利用して、仕事を受けてみることをおすすめします。
クラウドソーシングサイトとは、仕事を依頼したいクライアント側と、その依頼を受けたいデザイナー側の間に会社が入り、仕事をマッチングしてくれるサービスのことです。
デザインを勉強している段階では、自分の好きなように作品を作っていても問題はないのですが、仕事となるとクライアントありきで作業を進めなればなりません。
クラウドソーシングを利用することで「クライアントの意向をデザインに落とし込む」より実践的なスキルを試す場にもなります。
クラウドソーシングサイトの最大手「クラウドワークス」への登録はマストです。
中には、コンペ形式のデザイン案件もあり、ひとつの依頼に対して複数人でデザインを競い合います。
『デザインの受注→制作→納品』まで一連の流れを知ることができるので勉強にもなりますし、
他のデザイナーの作品を見ることで良い刺激にもなります。
デザインを勉強して、より実践的にデザインの流れを勉強したい場合は、クラウドソーシングの利用がおすすめです。
クラウドワークスへ登録する
また、デザインスクールが仕事を斡旋してくれるサービスもあります。
TechAcademyでは、副業案件の紹介をサポートの一環として行っています。
マンツーマンレッスンでスキルを習得していき、その後の副業案件を紹介。
副業中もサポートもしてもらえるので、分からないことを都度解消しながら仕事を進めることができます。
初心者さんには、手取り足取りとても心強いサポートですよね。
まさに、学びながら稼げて実績もつめて一石三鳥!
実際にスクール在学中から5万円以上稼ぐ人がたくさんいます。
なかには20万円以上稼ぐつわものもいて、TechAcademyのサポート体制が手厚い様子が伺えますね。
学びながら副業で稼げるようになりたい人は、ぜひTechAcademyをご検討くださいね。
【ステップ③】悩むより現場へ!仕事でデザイナーとして働いてみる
副業を通してWebデザイナーとしての実績を積んだら、いよいよ本格的に仕事を探してみましょう。
そこでみなさんが悩むのが、Webデザイナーに転身するタイミング。
デザインの勉強の途中段階で、デザイナーとして転職して良いのかな?という悩みも出てくるはずです。
どのくらいのスキル・知識を習得したらWebデザイナーに転職すればいい?
Webデザイナーへの転職を視野に入れる具体的なタイミングは、以下が目安です。
- 自分が作ったWebサイトが5作品以上
- ソフトの機能やコーディングを6〜7割は理解してる
- だいたいの作品のトレースができる
- 自分のポートフォリオを作れるくらいの作品数がある
『自分のポートフォリをが作れるくらいの作品ができたら』が大きな目安になりますかね。
実績を積んで作品数を増やさない限り、ポートフォリオを作ることができないので、ある程度作品がたまった方はポートフォリオの制作に入ってください。
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求めているスキル・人材は企業によっても違うので一概にいえませんので、あくまでも目安です。
すべての条件を満たしていても転職が難しい場合もありますし、条件を満たさなくても転職に成功することもあるので、参考程度にとどめておいてください。
「Web制作会社」「インハウス」「フリーランス」デザイナーとしての主な働き方
デザイナーとして働く場合、主に3つのパターンがあります。
- Web制作会社に勤務
- インハウスデザイナーとして勤務
- フリーランスとして活動
Web制作会社とは、Webデザインを手がける専門の会社のことで、社内には多くのデザイナーが在籍しています。
学び得ることが多く、デザインの下積みをするためにも、まずは制作会社に就職と考える人が多いです。
インハウスデザイナーとは、社内デザイナーのことで、企業の中のWebデザイン部署として働きます。
主に自社製品のデザインを手がけることが多く、福利厚生がしっかりしていて、社会保険・賃金などの待遇が厚い点がメリット。
フリーランスは、個人経営のデザイナーのことです。
未経験からいきなりフリーランスになるには、運と実力が大きく左右します。
普通は実務経験を積んだデザイナーが、フリーに転身する場合がほとんどなのです。
それぞれで働く、メリット・デメリットをまとめました。
メリット | デメリット | |
制作会社 | ・スキルを伸ばすには最適な環境 ・最新の情報共有をしやすい ・デザイナーとしての実力アップの場 | ・激務で深夜残業・休日出勤当たり前 ・時給換算すると低賃金になってしまう |
インハウスデザイナー | ・制作会社に比べて残業や休日出勤が少ない ・残業代・休日出勤手当がきちんと支給される ・企画〜納品まで一連の流れを実務として経験できる | ・デザイナー仲間ができにくい ・デザインの方向性が偏る ・最新のデザイン情報を能動的に追う必要がある |
フリーランス | ・稼げる額の上限がない ・時間の融通がきく ・場所を選ばず働ける | ・仕事がないと無収入 ・最新のデザイン情報を能動的に追う必要がある |
※制作会社でもホワイトな会社もあるし、インハウスデザイナーでもブラックな会社もあるので、すべての会社がこの表の通りという訳ではありません。
Webデザイナー未経験者が転職に成功するには?
冒頭でも申しましたが、未経験者がWebデザイナーに転職することはなかなか厳しいです。(※新卒のぞく)
…といっても、最初は誰でも未経験スタート。
現実的に厳しい部分もありますが、転職活動のやり方さえ間違わなければ、採用される確率はグッとあがります。
転職活動をする場合、以下の点に気をつけて仕事を探してみてください。
- 未経験歓迎の求人を探す
- アシスタントデザイナーなどアシスタント業務を探す
- 「正社員待遇が絶対いい!」などの雇用形態にこだわらない
未経験者OKの求人、デザイナーのアシスタント的仕事の求人など、未経験でも比較的採用されやすい求人を探すようにましょう。
また、正社員にこだわらず派遣社員・アルバイトまでに選択肢を広げれば、さらに採用の可能性があがります。
最初は、雇用形態や業務内容で選ぶのではなく、何より大切なことは「いち早く経験を積む」ということです。
スキルがつけば、次のステップアップとして正社員・フリーランスとして転身すれば良いので、まずは一刻も早くデザインの仕事に携わることが先決です。
私の経験上、学生の頃に学んだスキルを「1」としたら、社会に出てデザイナーとして得たスキルは「100」でした。
デザイナーとして実践的に働くということ自体、デザインスキルをどんどん磨くことができるので、できれば早いうちから現場で働き出すことをおすすめします。
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未経験からWebデザイナーになるためのロードマップまとめ
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できれば、20代のうちが望ましいです。
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