新卒で入社したとき、同期や同世代の社員がいると、職場の人間関係が良好になりやすいです。
私は同世代がいない職場に新卒入社したのですが、気軽に相談できる人がいなくて辛い思いをしたことがあります。
私は、社員数3名というとても小さな会社に新卒社員として入社しました。
自分が興味のある分野の仕事内容だったため、ドキドキ・ワクワクしながら、社会人の一歩を踏み始めました。
ところがいざ入社して蓋を開けてみると・・・
自分と同世代の社員が一人もいない!
それどころか、ホームページの会社情報には社員数15名との記載があったにも関わらず、実際に働いている社員は3名のみ。。。
私の次に若い社員が35歳の男性で、当時の私からすると一回り以上も離れた人たちにジェネレーションギャップと感じると同時に、目上の人だらけで気を使いすぎてしまい、人間関係に恵まれているとはいえない環境でした。
新卒入社した先に「同世代」の社員がいた方がストレスが軽減できる!
同期社員がいれば尚良し!
心底、このように感じました。
そこで今回は、私の実体験を交えつつ、なぜ新卒入社した際に「同世代」の社員がいた方がストレスが溜まりにくいかについてお話ししますね。
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内容がサクッと分かる目次
社内に「同世代」の社員がいないと方がストレスが溜まりやすい5つの理由
会社内に「同世代」の社員がいない場合、ストレスが溜まりやすい理由を具体的にご紹介します。
もちろんすべての人には当てはまりませんが、私が12歳以上(一回り以上)離れた人たちと一緒に仕事をしていて感じたことを素直に挙げるとすると以下の通りです。
①年の離れた年上しかいないと、周囲に気を使いすぎる
一回りも歳が離れた人たちと仕事をしていると、相当に気を使います。
「失礼があってはいけない」と変に身構えてしまい、必要以上に気を使ってしまうこともあります。
例えば、会話の内容にしろ、相手に対して失礼にならない言葉を選んで使ったり、仕事の相談や分からないことを聞く際は、相手の顔色をうかがいつつ話しかけたり・・・
中には、自分の気分に次第で態度がコロッと変わってしまう上司もいて、応対のたびに気疲れした思い出もあります。
「歳が近ければ、ここまで気を使わずに仕事をこなせるのになぁ〜」と心の底で感じながらも、来る日も来る日も気を使いすぎて精神的に消耗していたことを覚えています。
②ジェネレーションギャップを感じ、会話が続かない
年上とのコミュニケーションのはかり方が分からなかったので、基本的には仕事には関係のない会話はしなかったのですが、それでもたまには世間話の会話に混ざることもありました。
ただ、話の内容がイマイチ理解できない場面も多かったです。
私が無知だったことも影響するのかもしれませんが、興味が沸かない会話を延々と聞き続けなければならないため、正直結構苦痛でした。
興味もない分からない話にも、反論することなく「そうなんですね」「たいへんですね」「すごいですね」など、要所要所で相槌を入れなければならない・・・。
これが同世代同士の会話なら適度に突っ込みを入れたり、自分の意見を述べたりすることもできたのでしょうが、一回りも離れた年上の方にそんな失礼な態度をとることもできないので、とにかく聞き手に回らなければならなく気疲れすることが多かったです。
③社会人経験に雲泥の差があるので、相手に対して委縮してしまう
上司に対して、何か意見するにもかなりの勇気を振り絞らなければなりません。
やはり、社会人経験に雲泥の差があるため、なんだか「年の離れた年上」ってだけで委縮してしまいました。
その後、自分自身が何年か社会人経験を積むことで、知識や度胸も積むことができるのですが、新卒の段階ではそのような経験も知識ももちろん、度胸なんてものも持ち合わせてはおりません。
それがどんな理不尽な内容でも、年上の上司に言われるままに、仕事をこなしていましたので、ストレスもたまってしまいました。
④話しかけづらい・近寄りがたい
私の偏見も入っているかもしれませんが、「歳が離れている年上」というだけで、話しかけづらいし近寄りがたい存在でした。
でもこれはある意味理にかなっていて、やはり老若男女が混ざった職場の場合は、年齢が近いもの同士が仲良くなりやすい傾向にありますよね。
実際に私が今まで働いてきた会社でも、ほとんどの場合で年齢が近いもの同士が仲良くなっていました。
しかも私の場合は、年上上司以外に同世代の社員がいなかったので、気の許せる仕事仲間がいないと感じ、つねに職場では孤独を感じていました。
このような経験をしたからこそ、現在の私は「新人社員には率先して自分から話しかけみる」といった心がけを持つようにしています。
やはり年上の自分から話しかけた方が、相手の緊張もほぐれやすいのです。
⑤雑務が増える
お茶くみやら電話対応やらの雑務は、新人が率先してこなさなければならないため、私が一人でこなさなければなりません。
大企業の場合は、部署が細分化されているため雑務も少ないかもしれませんが、小さい会社の場合は、会社全体の雑務はすべて新人に回ってきます。
新人に任せられる仕事自体が少ないし、会社に慣れる意味でも雑務は行って当たり前のことかもしれませんが、いくらキャリアを積んでも年功序列である限り、すべての雑務は私が行わなければならないのかと思い、億劫で仕方がありませんでした。
電話対応・お茶くみ・資料づくり・印刷・備品の発注・買出し・来客対応・清掃・お店の予約etc.
特に電話対応が本当に苦手だったので、苦痛でしかなかったのですが、あの時苦痛でも電話対応をしまくっていたおかげで、ビジネス向けの電話対応の苦手意識も克服できたため、長い目で見ると良い経験だったとも思いました。
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会社内に「同期」または「同世代」の社員がいたら、これらの悩みは解決した
会社内に「同世代」の社員がいないとストレスが溜まる理由を述べてきましたが、もし当時の私の環境に「同期」や「同世代」の社員がいたのなら、ここまで思い悩むこともなかったと感じます。
なぜなら、同世代というだけで親近感が沸き、気を許しあう関係が瞬時に築けるからです。
気を使わずに会話できる人が身近にいると精神的に楽に感じるし、会社内の愚痴なんかも気軽にぼやくことができるので、ストレスを一人で抱え込むことも減るでしょう。
職場に気の許せる人物が一人でもいるだけで、職場環境が快適になるのです。
もちろんいくら同世代同士でも「合う」「合わない」があるとは思いますが、年の離れた年上上司に気を使いながら仕事をするよりは幾分もマシに感じました。
まとめ
職場で快適に過ごすには、「良好な人間関係の形成」は、もっとも重要です。
福利厚生面や給与がいくら良くいても、社内の人間関係が劣悪だと早々に退職をしてしまうことにもなりかねませんからね。
社内の人間関係を形成していくうえでは、やはり「気軽になんでも相談できる人」や「気を許せる人」「話しやすい人」がいた方が、より快適な職場環境を形成することができます。
そのような人物として適任なのが、「同世代」同士。
人間関係は入社してみないことには分からないことかもしれませんが、自分と同世代の社員がいるかどうかは事前に判断することができるので、面接の際などに聞いてみると良いかもしれませんね。
ポイント
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