今回は、Photoshopを使ってスプレーで書いたような文字を作る方法をご紹介します。
Photoshopの“プラグイン”を使えば、簡単にスプレー文字を再現することができるのですが・・・(苦笑)、今回はプラグインなしの手法です。
プラグインを持っていないPhotoshop初心者の方でも簡単に活用できる方法なので、ぜひ参考にしていただけたらと思います。
内容がサクッと分かる目次
手順① ベースとなる文字を入力
今回はこちらのレンガ調の壁に、スプレー文字を書いていきたいと思います。
「Graphic Art」という文字を入力しました。
フォントの種類と色を変更します。
フォントの種類は、手書き風のものが望ましいです。
テキストをラスタライズして、レイヤー化しておきましょう。
(※ラスタライズしておかないと、編集がしにくくなります。)
①レイヤー
↓
②ラスタライズ
↓
③テキスト
手順② スプレー効果を適用したい箇所をぼかす
続いて、スプレー効果を適用したい部分をぼかしていきます。
なげなわツールのぼかしを「20px」に設定し、スプレー効果を適用したい部分を選択します。
選択している部分にぼかしを加えていきましょう。
①フィルター
↓
②ぼかし
↓
③ぼかし(ガウス):半径24pixel
選択した部分がボケました。
他の部分も同様に、スプレー効果を適用したい箇所を選択し、
ぼかし(ガウス)を適用します。
各所がボケた、このような感じに仕上がりました。(↑)
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手順③ 描写モードを変更してスプレー風にする
スプレーっぽい粒子の表現を加えていきます。
まずは、文字のレイヤーをコピーします。
コピーしたレイヤーの描写モードを「ディザ合成」に設定するだけでOK!
スプレーで書いたような仕上がりになりました。
手順④ さらにスプレーっぽく仕上げる
もう少しだけ、スプレーっぽさを出していきます。
コピーしたレイヤーに「粗描き」効果を適用します。
①フィルター
↓
②アーティスティック
↓
③粗描き
※粗描きの設定は以下の通りです。
ブラシサイズ:6
テクスチャの適用量:16
テクスチャ:カンバス
拡大・縮小:100%
レリーフ:4
完 成!
完成しました!
スプレーで書いた風に仕上がりました!
慣れてしまえば5分程度でできる手法なので、Photoshop初心者の方もぜひ挑戦してみてくださいね。
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