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デザイナーの働き方

デザイナーの職場の人間関係って大変?

デザイナーとして働くと、

  • 激務な環境なので、深夜残業・休日出勤当たり前
  • 実働の割に給料が少ない

こういった労働環境を想像する人も多いはずです。

 

しかし、働く上でもうひとつ避けて通れない問題といえば「職場の人間関係」です。

「職場の人間関係の悩み」に関しては、デザイナーに限らずどんな職種でも共通ですね。

 

人間関係が良好で居心地がよく、自分が成長できる環境であれば、たとえ激務な職場でも耐え抜くことも可能でしょう。

それくらい人間関係は、職場において大事な要素ともいえます。

 

そこで今回は、「デザイナー」の職場の人間関係の実態についてご紹介します。

私の経験談と共に、現役デザイナーの方々にアンケートを取らせていただいたので、合わせて紹介します。

「デザイナーの職場ってどんな感じ?」
「人間関係ってどう?」

といった方は、当記事を参考にしてくださいね。



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デザイナーの職場の人間関係って大変?苦労したことは?

現役デザイナーの方に、デザイナーの職場の人間関係で苦労したことを聞いてみました。

特に多かった意見は、

  • 上司との人間関係のいざこざ
  • 他部署との人間関係のいざこざ

この2択に意見が分かれていました。

他部署との意見の食い違いや、上司・先輩からの理不尽な対応。

人間関係で悩む要因としては、十分に頷けます。

中にはデザイナー独特の悩みもあるったので、紹介していきますね。

 

他部署との人間関係のいざこざ

アパレルデザイナー

30代女性


デザイナーが自信を持って仕上げたサンプルがあったのですが、営業担当に理解してもらえずそのサルプルはボツになってしまいました。
自分が作りたいと思うアイテムと営業として売れるアイテムに差があり、理解に苦しみました。

 

照明デザイナー

40代女性

営業が納期、内容共に自社では対応できない案件を取ってきたので、部の意思として辞退を申し出たところ「どうしてもやって貰わないと会社の信用に関わる」と言い出し、話が平行線のままでした。

結局、支店長にこの話は持ち込まれ「当社では対応不可」という判断を下してもらって、事なきを得たのですが、その営業は同じような事を何回も繰り返すので、その都度、支店長に持ち込んではお断りの対応をお願いしています。

部の皆にも支店長にも迷惑なので、この営業にはいい加減学習して貰いたいと、部の皆で困っています。

 

DTPデザイナー

30代女性

納期がすごくきつく、夕方に営業仕事をとってきて翌朝までに仕上げるという仕事ばかりだった。
営業は昼間に電話でアポを取っていたのだが、昼間はデザイナーはヒマになるので、デザイナー同士で打ち合わせをしていたところ、営業が「お前らうるさい」と、怒ってくるので打ち合わせすらできなかった。

営業はいつもカリカリしていて朝も昼も夜も働いていて、同じフロアで仕事をするので、気が休まらなかった。
結果、営業とはいつも険悪な関係だった。

 

グラフィックデザイナー

30代女性

デザインしていく上で、フォトショ、イラレ、画像の質、イラレでつかえるPDFなど色々な面も知識が必要。

もちろん、営業さんも必須。
上司なら尚よく知っていて欲しいところなのに、4年にわたって、PDFや画像の種類を教えても、理解しない。
毎回聞かれて面倒臭い。

 

営業との連携がうまく取れずに苦労しているデザイナーが多いようです。

私も気持ちはすごく分かります。

デザインという業務にどれだけ時間がかかるか理解してもらえず、急な無茶振りに振り回されたことが何度あることか・・・
(どう頑張っても丸一日かかるデザインを、お客様が待っているから2時間で仕上げろとかね・・・)

 

反対を考えるとデザイナー陣も、営業の仕事がどれだけ大変かを理解できていないので、つい不遜な態度をとってしまいがち。

お互いに思いやる気持ちも大切といえますね。

 

職場の人間関係を構築する上でお互いの意思の疎通を取ることは、一見簡単なようで非常に難しいことです。

ストレスが少なく良い職場環境で働くには、良好な人間関係も必須要素になるので、気をつけておきたいポイントです。

 



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上司との人間関係のいざこざ

グラフィックデザイナー

30代女性

飲食店のフェアのグラフィックを担当・作成しています。
季節・商品に合わせて、背景色を選んでいますが、デザインの最終OKを出す会長が 赤色が好きで半年間ほど フェアのグラフィックの背景色が赤色。

毎回の商品内容にまぐろを入れるという 季節感も関係ないフェアのグラフィックを作成させられました。
うなぎの季節になぜまぐろを盛り込まないといけないのか?

毎回赤色ばかりで違う色も使わせてほしいなと思う日々が続きました。

会長が赤推しにつられて、部長も係長もまぐろはないと駄目だと思い、企画の段階でまぐろが絶対に入っていたので 企画書に目を通すたびにため息が出るほどでした。

会長に気を使わずにお客様目線で商品を考えろよと、つくづく思いました。

emiki

こちらの意見、すっごく分かります!
私も決定権のすべてが社長にあるワンマン社長の元で働いた経験があるのですが、お客様目線の商品ではなく、完全に社長の好みのデザインに仕上がっていましたね・・・(苦笑)

会社全体の雰囲気も社長の好みそうな意見を採用する傾向にあり、ワンマン社長の会社の恐ろしさのようなものをしみじみ感じました。

 

ファッションデザイナー

20代女性

一人の先輩デザイナーが全てに決定権を持っていて大変でした。
私が勤めていた会社は20人弱の小さなアパレルメーカーです。
私を含めデザイナーは3名でした。

なので、その先輩がオッケーを出さないと何もさせてもらえません。
またその方が気分屋で、機嫌とりが仕事状態になっており、対応に困りました。

emiki

「上司の機嫌取りも仕事のうち」と、いえるのでしょうか。
上司の機嫌次第で、職場の空気がガラッと変わるから本当に厄介なものです。

 

ファッションデザイナー

20代女性

もう1人のデザイナーの女性と毎回意見がぶつかった。
その人のデザインが良いとは思えないけど、先輩だから言うこと聞かなきゃならなかった。いっそのこと2案だして、顧客に決めてもらいたかったけど、そんな時間もなかった。
正直疲れた。

 

ファッションデザイナー

40代女性

自分のデザインした服の在庫が出ると、先輩のデザイナーに嫌味を言われます。
先輩は、上司に頼まれた雑用などを私に全て押し付けてきます。

華やかなデザイナーの仕事を夢見ていましたが、現実は雑用も多く、デザインした服も修正を入れられてしまうので中々自分の理想とは違います。

 

emiki

ただのひがみ、嫉妬ですね。
女だらけの職場の怖いところです。

 

Webデザイナー

40代女性

サイト構築前に仕様書を作成し、確認したにも関わらず、上司の好み・気分でデザインを変更せざるを得ない時がある。

単なる色のデザインで済めばよいが、テキストが絡むものは検索キーワードとしての関連があるため、また初めからターゲット層なりの説明をしないといけない。

ターゲット層にとって親和性があるデザインであるはずが、いつしか上司の好みサイトになっていく。
そして、売上が伸びていないと上司から指摘される。
皮肉ながら、この繰り返しで仕事が生まれているのも事実。

emiki

上司の意見に振り回される・・・
上司とお客様の間に、自分が挟まれてしまう縮図ですね。

 

インテリアデザイナー

50代女性

社内異動の前に上司だった他部署の課長から「次のイベント用のチラシを作ってくれないか」と頼まれた。

管轄が違うから出来ないと断ろうとしたが「後任の担当には自分のイメージがうまく伝わらないから今回だけ」と粘られ、業務外なので自宅で素案を作る羽目になった。
勿論報酬はなくボランティア。
次回は絶対に断ろうと思っている。

 

 

自分直属の上司や先輩との人間関係の悩みは、職場の人間関係の雰囲気に直結してしまうので、無視できない問題ですよね。

他部署とのいざこざならまだ目をつむれても、同じ部署内のこととなるとその関係が毎日続くわけですから、しんどい部分も出てきます。

自分が職場で気持ちよく働けるには、同じ部署内の関係が良好な方が良いものです。

 



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退勤時間についてのいざこざ

グラフィックデザイナー

30代女性

職場は定時なんてあってないようなものですが、まだ新人の頃は上司に「やることがないから早く帰れ」と口酸っぱく言わていました。
にも関わらず、他の先輩たちからは新人だけ帰れてずるいと影でめちゃくちゃ言われているのを知っていたので、非常に気まずい状態でした。

 

Webデザイナー

20代女性

自分に仕事を振っておいて先に帰る人がいて、正直イラっとします。
用事があって仕方ないことかもしれないけど、一声かけてくれたら良いのに、無言で帰るから「私に仕事を押し付けて先に帰った?」という感じが否めない。

 

 

デザイナーは帰宅時間が遅い職種に入ります。

自分の仕事が早く終わったからすぐにでも帰りたいけど、周りが忙しいそうなので帰るタイミングを逃してしまうこともあります。

日本人特有の連帯責任というか、変なところでチームワークを発揮するというか… 特に下の立場の人ほど帰りにくいですよね。

 

「私の仕事は今日は終わったので先に帰ろうと思っているのですが、何か手伝えることはありませんか?」
など一声かけて退社したら周りも嫌な雰囲気にはならないので、配慮を怠らないようにしましょう。

忙しい場合は仕事を手伝わされることもありますが、本当に用事がある場合は正直に話して、早めに帰宅をしましょう。

 

 

デザイナーの職場の人間関係は、働きやすさにも直結する大事な要素

現役デザイナーのみなさんに、職場の人間関係で苦労したことを聞いてみました。

デザイナーの皆さんなら、どのご意見も共感していただけたのではないでしょうか。

 

冒頭でも申しましたが、職場の人間関係が良好であると仕事へのモチベーションが下がることはありません。

ただでさえ忙しいデザインの現場なのに、人間関係が最悪だと「肉体的」にも「精神的」にも疲弊してしまいます。

 

自身の意識改革をしたりと個人でできることもありますが、一番効果的な方法は配属替えなどで、部署の人間が変わること。

しかしこれに関しては自分一人の力では無理なことなので、「運命に任せる」としか言いようがありません。

 

なので、どうしても人間関係が耐えかねる場合は「転職」や「部署移動」を検討してみるのも良いでしょう。

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また人間関係をこじらせる原因として「コミュニケーション不足」な点も考えられます。

普段から部署内や仕事を一緒にする他部署の関係者とのコミュニケーションを、取ることも忘れないようにしましょう。

 

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