今回は、Illustratorの「旋回」という機能を使って、単純な図形を複雑な模様に変形させる方法をご紹介します。
作業自体も1~2分程度で完了してしまうほど超簡単な手法なので、Illustrator初心者の方もぜひ挑戦してみてくださいね。
内容がサクッと分かる目次
手順① 長方形ツールで長方形を作る
まず最初に、長方形ツールで長方形を作成します。
手順② 「旋回」効果を適用する
続いて、「旋回」効果を適用していきます。
① 効果
↓
② パスの変形
↓
③ 旋回
上の画像のように、長方形が“旋回”したような効果が適用されます。
旋回の角度を調整すれば・・・
上の画像のように、たくさんの渦巻きで形成されたりもします。(ちなみに、こちらの旋回角度は2000°に設定してます。)
旋回の度合いは、角度を調整することで様々に変化します。
変化する図形を確認しつつご自身がピンと来る角度を見つけながら、調整してみてくださいね。
以上で旋回効果を適用するすべての手順は完了です。
元の形を作り、旋回効果を適用するだけなので、非常に簡単な方法ですよね。
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【番外編】色んな図形を旋回してみた
長方形以外にも、いろんな図形に旋回をかけてみたので、その一部をご紹介します。
三角形
こちらの三角形の図形に旋回を適用すると・・・
このような旋回が出来上がりました。(角度:400°)
楕円
こちらの縦長楕円形に旋回を適用してみると・・・
このような旋回が出来上がりました。(角度:1000°)
六角形
こちらの六角形に旋回をかけてみると・・・
このような旋回が出来上がりました。(角度:400°)
星型
歪な形も旋回してみましょう。
こちらの星形の図形を旋回してみると・・・
このような旋回が出来上がりました。(角度:1000°)
花模様
花模様のように、複数の楕円が連なった集合体の図形の場合はどうでしょう・・・
このような旋回が出来上がりました。(角度:1200°)
面白いですね、壁紙や模様にそのまま使えそうです。
雪の結晶
さらに、こちらの雪の結晶のような図形も旋回してみると・・・
このような旋回が出来上がりました。(角度:1400°)
元の形なんて想像できない、なんとも不思議な模様に仕上がりましたね。
まとめ
以上のように、Illustratorの「旋回」を使えば、様々な形・模様に加工することができます。
どの図形も元は単純な図形なんですが、旋回をかけることで面白い変貌を遂げています。
今回紹介した図形以外にも、ご自身でたくさんの図形を旋回してみてくださいね!
思いもよらないおしゃれ模様が出来上がるかもしれませんよ!
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