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Adobe製品

Indesign(インデザイン)何ができる?難しい?Illustratorとの違いも解説

この記事は、Adobe InDesign(アドビ インデザイン)について書いています。

InDesignとは?何ができる?
InDesignは難しい?
Illustratorとの違いは?

など、InDesignの気になるところを徹底解説します。

InDesignのおすすめポイントはもちろん、イマイチな点(デメリット)も紹介するので、ぜひ参考にしてくださいね。

 

この記事を書いている人

4年制美大卒。デザイナー歴15年。

メーカーのインハウスデザイナーを9年経て、現在までフリーランスとして活動。
当サイト運営にあたり63社のWebデザインスクールを徹底調査しました!

 

 

Adobe InDesignとは?何ができる?

InDesignは、Adobeが開発・提供しているDTPには欠かせないソフトウェアのひとつです。

おもに冊子やカタログなどの複数ページの印刷物のレイアウトやデザインを行います。

DTPとはDeskTop Publishingの省略で「卓上出版」を意味します。
簡単にいうと、パソコンを使ってデザイン・構成を行い、印刷まで行うこと。

 

InDesignは書籍や雑誌などの出版物を制作するエディトリアルデザインの領域で使われることが多く、電子書籍データの作成も可能です。

雑誌編集者やエディトリアルデザイナーがおもに使います。

 

Adobe InDesignの料金

InDesignの公式価格は、以下の通りです。

InDesignの価格【公式サイト】

月額年額(総支払額)
年間プラン(一括払い)-28,776円
年間プラン(月々払い)2,728円32,736円
月々プラン3,828円45,936円

金額が一番お得なのは「年間プランの一括払い(28,776円)」です。

月ごとに契約すると割高になってしまうので、長期的に継続してInDesignを使う人は、年間プランの一括払いがおすすめです。

 

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またInDesignは、ソフト単体の契約もできますが、InDesignのみで使うというよりIllustrator・Photoshopと合わせて使う場合が多いです。

なので契約の際は、Illustrator・Photoshopも合わせてのご契約をおすすめします。

 

Illustrator・Photoshopも合わせて契約したい人は、20以上のAdobeソフトが使い放題になる「Adobe CCコンプリートプラン」がおすすめ。

Adobe公式から購入すると年間8万円以上もするAdobe CCですが、Adobe公式のプラチナパートナーでもある「デジハリ」経由でAdobe CCを購入すれば、定価の54%OFFの39,980円で購入することができます。

 

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InDesignは難しい?

InDesignは、慣れるまで「難しい」と感じてしまう人もいます。

なぜならInDesignは専門的なソフトと言われている側面があり、印刷関連の知識がないと操作が理解がしづらいからです。

 

InDesignは冊子などのページレイアウトに特化したデザインソフトなので、限られた人しか使う場面がありません。

グラフィックデザイナーなど同じデザイナーでも、仕事のジャンルによっては一切使わない人もいるくらいです。

よって完全初心者には理解し難く、DTPをかじっていても出版業界の知識を知らないと「難しい」と感じてしまうのです。

 

InDesignが難しいと言われる理由を、具体例を挙げて説明しますね。

 

最初に、InDesignのソフトを立ち上げてみましょう。

IllustratorやPhotoshopに慣れているとソフト立ち上げ後はすぐに「新規ファイル作成」を行うのが通例ですが、InDesignは違います。

「新規ファイル作成」の代わりに「レイアウト・グリッド」「マージン・段組」があります。

印刷の知識がゼロですと、まずここでつまずいてしまいます。

ソフト立ち上げ初っ端から見慣れない文字が並ぶので、初心者はもちろんイラレ・フォトショに慣れている人でも頭に「?」が浮かぶことでしょう。

 

ちなみに「レイアウト・グリット」と「マージン・段組」は、レイアウトの基準となるガイドの一種です。

「版面(はんめん・はんづら)」を設定するための機能です。

版面とは、文章や写真を誌面にレイアウトをする基本的な範囲になります。

 

InDesignの版面の説明

実際の本や雑誌を見るとわかりやすいと思いますが、ページをめくってみるとどのページも本文とページ番号(ノンブル)が同じ位置にあります。

ノド・小口・天地などの余白も同じ幅が固定されています。

DTPはこのようなレイアウトとデザインがセオリーで、そのセオリーのおかげで全体に統一感ができて読みやすくなります。

 

 

InDesignの新規ドキュメントを作る時は「レイアウト・グリット」か「マージン・段組」のどちらかを選びます。

 

小説・実用書など文章主体の媒体の場合は「レイアウト・グリッド」を設定します。

「組み方向」で文章の縦組み(縦書き)か横組み(横書き)か設定できます。
フォントの種類、文字サイズなども設定できます。

ちなみにInDesignではフォントサイズのことをQ数と言います。

これはDTP・印刷業界で主流の文字サイズの単位なので、覚えておきましょう。
Q数は漢字の“級”を用いることもあります。

 

雑誌のように、写真と文章のレイアウトであれば「マージン・段組」を選びます。

「マージン」とは天地・ノド・小口の余白のことを指します。

マージンの幅を一括で最初に設定することができ、段組の数も事前に決めることができます。

ちなみに上の画像は段組を3に設定しているので、ドキュメントが3段のレイアウトになっています。

 

このような感じで、「レイアウト・グリット」「マージン・段組」を知らないと、最初の段階でつまずいてしまい「難しい」と感じるかもしれませんね。

基礎を覚えることができたら、簡単に冊子レイアウトができて便利ですよ!

 

ちなみに「レイアウト・グリット」「マージン・段組」の設定は後からも変更できるので、まずは深く考えずに色々と試してみてくださいね。

 

 

InDesignのおすすめポイント

続いて、InDesignのおすすめポイントを見ていきましょう。

 

複数ページのレイアウトが一括でできる

InDesignには、マスターページという複数ページに共通のレイアウトを適用できる機能があります。

マスターページで制作したレイアウトは、マスターページを変更するだけで適用したすべてのページに反映されます。

例えばページ数が多い冊子の場合、ベージ番号(ノンブル)の割り振りが必要ですが、このマスターページの機能により、自動で番号の割り振りをすることができます。

 

ページもの媒体の作成に向いている

InDesignは、ページ数の多い冊子や印刷物の作成に向いています。

IllustratorやPhotoshopでも印刷物を作成することはできますが、マスターページの活用をすることで、InDesignの方がページもの作成に適しています。

以前はDTPに特化したエディトリアルデザインのツールでしたが、最近では電子書籍の復旧が増えているので、変わらず出版業界から高い支持を得ているソフトです。

 

レイアウトの調整がしやすい

InDesignは、一括でレイアウト設定ができますが、個別ページでも設定できます。

余白や文字組のルールを統一しやすい仕組みなので、ページ全体のレイアウト調整がスムーズです。

 

なお、Illustratorもレイアウトやデザインを得意とするソフトなんですが、単一ページしか編集できない仕組みとなっています。

やはり冊子などの複数ページの編集は、一括でデザイン変更やレイアウト調整ができるInDesignがおすすめです。

 

IllustratorやPhotoshopと連携ができる

InDesignは、同じAdobe社のIllustrator・Photoshopと連動しながら使うことができるので、作業効率がグンと上がります。

Illustratorで作ったロゴやアイコンをInDesignに入れたり、Photoshopで作った画像をInDesignに配置することも簡単です。

InDesignを使う多くの人は、InDesignを単体で使うことはありません。

IllustratorやPhotoshopと一緒に使うことが多いので、みなさんも合わせて使うことをおすすめします。

 

 

InDesignのイマイチなところ

InDesignのおすすめポイントを述べましたが、もちろん良い部分だけではありません。

実際に使ってイマイチに感じたデメリットを紹介するので、ぜひ参考にしてくださいね。

 

出版印刷業界の知識がないと難しい

冒頭でも言いましたが、InDesignは印刷出版業界の知識がない初心者は「難しい」と戸惑う可能性があります。

InDesignをちょっと使ってみたいな〜と思ってソフトを立ち上げても、「レイアウト・グリット」や「マージン・段組」を知らないと先に進むのが難しいです。

そのほかにも、ノド・小口・天地・ノンブルなど、印刷出版業界ならではの専門用語があるので、その辺も合わせて覚える必要があります。

 

llustrator・Photoshopの知識も合わせて必要

InDesign単体だとできることが少ないので、IllustratorやPhotoshopが使えることが望ましいです。

実際にInDesignは、IllustratorやPhotoshopと合わせて使うことが多いです。

Illustrator…ロゴ・アイコン・見出し作成など
Photoshop…画像加工など

 

プロ並みに使えるようになりましょう!とまでは言いませんが、基本的な操作ができるとかなり便利ですよ!

またIllustratorやPhotoshopの操作に慣れている人は、InDesignの操作に慣れるのも比較的早いです。

前述通り、もちろん印刷出版業界の基礎知識は必要となるのですが、InDesignはIllustrator・Photoshopと似ているツールも多く、経験を活かしやすいです。

 

お金がかかる

InDesignは冊子などの印刷物作成に特化したソフトのため、InDesign単体で考えると生かせる場面が限られています。

基本的にはIllustratorとPhotoshopもセットで使うことが多いので、3つのソフトを契約しなければならず、結果的に契約料金がかさばってしまいます。

 

Adobeのソフトの3つ以上の契約は、Adobe CCが一番お得です。

Adobe CCとは20以上のAdobeソフトが使い放題になるプランなんですが、InDesign・Illustrator・Photoshopのほかにも動画編集やWebデザインに特化したソフトが使えます。

 

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InDesign単体プランAdobe CC
年間プラン(一括払い)34,680円/年86,880円/年
年間プラン(月々払い)3,280円/月
※39,360円/年
7,780円/月
※93,360円/年
月々プラン4,980円/年12,380円/月

※価格はすべて税込(10%)表示。

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Indesign(インデザイン)何ができる?難しい?Illustratorとの違いも解説まとめ

InDesignでできることや難易度、Illustratorとの違いを解説しました。

InDesignはエディトリアルデザインに必須のツールです。

レイアウトをまとめて変更したり、一括編集ができたり、冊子もののデザイン作成には抜群の機能性を誇ります。

 

InDesignはIllustrator・Photoshopを合わせて使うことが多いので、この3つのソフトを覚えることが重要。

覚えることが多くて大変かもしれませんが、デザイン系ソフトは覚えておいて損はないし他の職種でも活かせます。

InDesign・Illustrator・Photoshopは似ている部分も多く、1つのソフトを覚えると他の2つは意外とスムーズに覚えることができるので、ぜひ挑戦してみてくださいね。

 

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