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デザイナーの働き方

男性デザイナーに聞く!ぶっちゃけ「女性デザイナー」についてどう思う?

女性デザイナーって、男性デザイナーに比べると不利なの?

この記事では、その辺の真相について明らかにしていこうと思います。

 

以前、女性デザイナー複数人に

「デザイナーをする上で、女性だからという理由で不利に感じたことはある?」

というアンケートを取ってみました。

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私自身も女性デザイナーの端くれなので、仕事を通して節々で「女性デザイナー」だから不利に感じる部分がありました。

アンケート結果を確認してみても、圧倒的に「女性だから不利に感じた経験がある」との回答が多かったです。

 

そこで今回は、女性とは違う側面を持っている“男性デザイナー”に「女性デザイナーについて、ぶっちゃけどう思う?」というお話を聞いてみました。

結果から申すと、男性デザイナーは女性デザイナーに対して、意外にも好意的な意見が多かったです。

そのアンケート結果の一部を、みなさんにもご紹介しますね。



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男性デザイナーに聞く!ぶっちゃけ「女性デザイナー」についてどう思う?

現役の男性デザイナーに、「女性デザイナーについてどう思いますか?ポジティブな意見・ネガティブな意見問いません。率直なご意見をお聞かせください。」というアンケートを取ってみました。

結果の一部をご紹介します。

Webデザイナー

30代男性


堅苦しいイメージが先行するデザイナーの世界に、華やかさをもたらしてくれるのが女性のアイデアです。
分野によっては女性の需要が高まっているところもあり、これから多様性が感じられる女性デザイナーの活躍の場はますます増えていると言えます。

一方デザイナーはインドア派のイメージが施工していますが、意外と体力面が必要とされる業種です。
そのため仕事をするときは、気力と体力が自然と要されます。
女性の方が粘り強い印象があって、デザイナー向けと言えます。

 

アートディレクター

30代男性


周囲に多くの女性デザイナーがいますが、誰も優秀ですごく助けられています。
柔らかい色の使い方や優しい雰囲気を出すレイアウトに優れており、特に美容関係や化粧品といった女性向けの内容は非常に安定しています。

力強く説得力のある雰囲気を出すのは男性デザイナーが得意だったりしますが、ファミリー向けであったりするものはしっかりと楽しい雰囲気を出しながら、しっかり伝えたいことを主張させてくれています。

また、コミュニケーション能力が高いことにいつも尊敬してしまいます。
お客様の説明に対ししっかり確認し、どのようなものが望まれているかヒアリングする能力は男性より高いですし、スケジュールに無理があるものなどに対しても穏やかに対処するため、社内の雰囲気を悪くすることがありません。

新入社員などがデザインを依頼する時は説明が拙かったりするものですが、優しくフォローしてくれるので助かっています。
性別で括るのは難しいですが、女性デザイナーはとても重要な存在だと思っています。

 

DTPデザイナー

20代男性


能力的には劣らずとも勝らず、かなと感じています。
やはり男性でも女性でもダイナミックなデザインをされる方もおられますし、繊細でかつ、可愛らしいデザインをされる方もおられるのでその点に関してはあまり差が無いように感じます。

しかし、体力という面では差が少し出るのでは無いかと思います。
女性の方は家事等もありますし、残業があまりできないという印象もあります。

デザイナーとしてのプライドはみなさんあると思うのですが、少々方向性を間違えている方がいたので、気を使う部分は多々ありました。
そういった方がいたので、女性デザイナーは少し扱いづらいと感じたこともあります。

ですが、能力的には尊敬している部分の方が多いので、女性特有の感性等を私自身勉強させてもらえたらと思っており、お互い切磋琢磨頑張っていけたらと思います。

 

Webデザイナー

30代男性


私の経験則では、デザイン自体は女性の方が圧倒的に向いてると思います。
スキルの差異はありますがソフトウェア上での細かい部分の効果作成や、全体の構成を理解するスピードは男性より早いです。

ジャンルにもよりますが男性が女性向けのサービスや商品をデザインするのは偏りがありますが、その逆で女性のデザイナーが男性向けの物をデザインする際には壁を感じないのももう一つの見解になります。

ただ、自分の周りではこだわりが強い女性デザイナーの方が多く、中にはクライアントの要望を無視して進めてしまう人も稀に居ます。
ディレクション力があれば上手く調整できると思いますがトータルで見てwebデザイナーは男性よりも女性の方が上位だと思ってます。

 

 

グラフィックデザイナー

30代男性


女性のデザイナーは男性のデザイナーと比べ、感性が違いますので根本的なデザインの資質が違うと思います。

女性は、色も線の幅から繊細なデザインをされます。
男性がいかに女性っぽいデザインをしようと思っていても、なかなか上手に出来ないです。

現在の仕事は女性目線のサイトやデザインが求められるので、男性である私にとっては率直に女性のデザインは羨ましいと感じます。

また、素材の大きさやレイアウトの余白になるスペースの使い方がとても上手だと思います。

 

 

ファッションデザイナー

40代男性


女性デザイナーの優れている点はスケジュール通りに進めることができる計画性です。
ファッションブランドは年に2回(2・9月)のコレクションの発表とその商品の受注会が年間の大きなイベントになりますが、女性デザイナーは計画性を持って取引先である生地メーカーやパタンナーなど社内関係部署への調整を行う事ができると思います。
主婦の方も多く在籍しており家庭のイベントを大切にしている分、計画性をもって進められるのだと思います。

能力に関していうと、クリエーションでは男性に劣っている方が多いと思います、その理由として企業デザイナーとして割り切っている方が多い為、他社売れ筋のコピーに抵抗がないのだと思います。

体力的に劣る事もなく業務に支障は感じませんでしたが、お子さんの病気で早退などは多々あり、その部分では家庭と仕事の両立はやはり難しいと感じざるをえなかったと記憶しています。

 

 

パッケージデザイナー

40代男性


パッケージデザイナーとしての女性は、正直言って優れていると感じることが多い。
生活に基づいた使いやすさや、細かい気配り等が配慮されたパッケージは、われわれ男性が頭の中で考えた物より遥かに優れている。

実用的で、尚且つ使いやすさ、オシャレ感もあり、負けた~と思うことも度々。
悔しいけれど、頼りになる仕事仲間だ。

そんな彼女たちが、結婚や出産、育児等で時間的に縛られ、思うように働けなくなっているのはとても残念に思う。
本人も悔しいだろうが、大切な戦力を欠くこちらも辛いものがある。
なかなか直ぐには解決できないだろうが、もっと女性が働き易い環境を整えるべきだと強く感じる。

 

 

Webデザイナー

30代男性


女性向け、家族向けのサービスや商品、企業に関するデザインでは男性よりも感性が優れており、特に、不動産案件に関する着眼点などは感心させられることが多いです。

主婦の方が気になるであろうポイントを押さえつつも、シンプルなデザインで情報量をコントロールし、実際に問い合わせや来客などの集客につながる率が男性デザイナーの制作物よりも優れていることが多いです。

仕事の進め方においては、打ち合わせなどでは正直なところ雑談も多く、時間がもったいないと感じてしまう場面もあります。

 

 

ゲームインタフェースデザイナー

30代男性


私は、女性デザイナーを特に扱いにくいと感じた点はありませんし、会社としてもハラスメント行為はご法度で、仮に目撃しても何もしなかった場合は連帯責任で最悪懲戒解雇すらあり得ます。

またインタフェースデザイナーの大半は女性であり、リーダーをしている人も多数います。

デザイン性や操作性については女性の方が得意で、それに対するロジカルな部分は男性の方が得意だと思っているので、弊社では得手不得手を熟慮することで、男性であれ女性であれパフォーマンスを発揮できるように配慮はしています。

女性特有の流行の敏感さで大枠のデザインを行い、それに対して男性が論理的に改良したり、肉付けをすることでお互いに大きくぶつかることもなく、仕事が出来ています。

「女性だから」、「扱いにくいから」というのは管理職が適材適所にアサインできておらず、従業員への管理能力不足の言い訳だと考えています。

 

 

グラフィックデザイナー

20代男性


サバサバしている方が多い印象です。
デザイン物をお願いする時はできる限り確認を少なくする為にヒヤリングを行い、質問が多いと思いました。
男性デザイナーはどちらかというと前に出たがり自分の主張をしますが、女性の場合相手が求めるものは何かをしっかり把握する作業を行ってる方が多く感じられました。

ただ、自分からの行動があまりなくデザイン物に対してチームで動く際は作業に徹するイメージです。チームを引っ張れる女性デザイナーは一人親方系が多かったと思います。

 



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【朗報】男性デザイナーは女性デザイナーの能力を認め、寛容な方が多い!

いかがでしたか?

意外にも、女性デザイナーに対して能力を認め、寛容な男性デザイナーのご意見が多いですよね?

私自身も、今回アンケートを実施するにあたり、「きっと、女性デザイナーに対してネガティブな意見が多いんだろうな〜」と、内心ドキドキしていたのですが、まったく予想だにしない程、ポジティブな意見が多かったです。

アンケート結果を読んでいると、なんだかとても心が温かくなり、嬉しすぎてテンションが上がってしまいました。
(仕事で凹んだ時は、定期的にこのアンケート結果を読み直そうかなと思うくらいに。)

 

ところが・・・

当の女性デザイナーは、「女性だから不利に感じている」と思っている人が圧倒的に多く、中にはパワハラや嫌がらせを受けている人も多数見受けられ、男性側の意見と女性側の意見に相違が生まれてしまっています。

「女性デザイナーは、男性デザイナーに認められていることに気づいていない?」
「男性デザイナーの意見は建前だった?」

など、意見の相違となる理由が考えられます。

今回のアンケートは男女ともにお話をお伺いしたデザイナーの人数が少なく、考え方がすべての人には当てはまらないとは思うので、このような結果になったのかもしれません。

 

しかし、女性デザイナーのみなさん!

私たちは自分が思っている以上に、男性から能力を認められ、会社に必要とされています!!

このことだけは忘れずに、自分に自信を持ってデザインの仕事を続けていただけたらと思います。

女性デザイナーの方が、少しでも働きやすい世の中になりますように・・・

 

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