今回は、Photoshoを使って「レンズフレア」効果を加えていきたいと思います。
光源を疑似的に演出することで、よりドラマチックな画像を作り上げることができます。
Photoshopに備わっている機能を駆使すれば簡単に行うことができるで、Photoshop初心者の方もぜひ参考にしてみてください!
内容がサクッと分かる目次
手順① 背景レイヤーをコピーする
今回は、こちらの青空の下にたたずむ「新郎・新婦」の画像を使います。
まず最初に、背景レイヤーをコピーします。
レイヤーコピーのやり方
念のため、レイヤーコピーの方法をご紹介しておきます。
コピーしたい元のレイヤーをドラッグしながら、右下のある「+」アイコンまで持って行き、アイコン上でドラッグを離すと、レイヤーをコピーすることができます。
手順② 光源を作る
つづいて、光源を作っていきます。
①フィルター
↓
②描画
↓
③逆光
「逆光」フィルターから、プレビュー画面を確認しながら任意の場所に光源を移動させます。
さらに、各値を決めていきます。
明るさ:180%
レンズの種類:50-300mmズーム
スポンサーリンク
手順③ 画像全体をぼかす
太陽光が人物に当たることで、ピントがぼけたような雰囲気を出したいので「ぼかし」効果を加えていきます。
①フィルター
↓
②ぼかし
↓
③ぼかし(ガウス)
ぼかしを加えます。
ぼかし:半径5.0 pixel
後でマスクをかけてぼかし具合を調整するので、「ちょっとボケすぎかな?」と思うくらいでも大丈夫です。
ぼかし効果を適用しました。
手順④ マスクをかけてぼかしを調整する
ぼかし効果が強すぎるので、ぼかす量を調整していきます。
グラデーション状に花嫁に少しずつピントが合うような雰囲気にしたいので、「グラデーションマスク」を作成します。
一番上のレイヤーにマスクを適用し、グラデーションツールを左上(白)から右下(黒)にかけるとマスク効果をつけることができます。
このような感じになりました。
手順⑤ 色を調整する
画像全体の色調を補正していきます。
①レイヤー
↓
②新規調整レイヤー
↓
③トーンカーブ
レイヤーに直接効果を適用するよりも、調整レイヤーを使った方が後から編集のやり直しができるので便利ですよ。
トーンカーブの値は、上の画像のようなグラフ値にしました。
ほんの少しだけ、画像の明るさを上げました。
スポンサーリンク
手順⑥ レンズフィルターでさらにドラマチックな雰囲気に
さらにドラマチックな雰囲気を出すために、レンズフィルターで画面全体に色合いを加えていきましょう!
①レイヤー
↓
②新規調整レイヤー
↓
③レンズフィルター
黄色味がかった色合いにしたかったので、以下の値を設定しました。
フィルター:Yellow
適用量:36%
輝度を保持にチェック
完 成!
以上で完成です。
光源をつくることでレンズフレアがあるような画像に仕上がり、色味を調整することでよりドラマチックな雰囲気に仕上がりました!
工程自体はシンプルな作業が多いので、Photoshop初心者の方もぜひ挑戦してみてくださいね!
最後にもう一度、「Before」「After」画像をご紹介します。
《Before》
《After》
さらにキラキラを加えたバージョンです。
ガーリーな雰囲気になりました!
番外編
もうひとつレンズフレアを使った画像を作ってみたので、ご紹介します。
《Before》
《After》
光源だけではなく、ぼかしや色味を調整するだけでもまったく違った雰囲気の写真に仕上がるので、ぜひみなさんも色んな画像加工を試してみてくださいね!
Adobeベーシック講座
Adobe CCの1年間ライセンス
Illustrator・PhotoshopなどのAdobe動画教材
分からない点はいつでも質問OK
以上の内容がセットで、39,980円(税込)!
ヒューマンアカデミーAdobe講座の口コミ評判とデザイナーの私が実際に使った体験談