今回は、Photoshopを使って動物をポップで可愛らしく見せる手法をご紹介します。
上の「Before」「After」画像をご覧いただけると分かると思いますが、魚眼レンズに動物が覗き込み「鼻デカ」風になった加工を施します。
やり方も一度覚えてしまえば簡単!
Photoshop初心者の方でも気軽に挑戦できる方法なので、ぜひ参考にしていただけたらと思います。
手順① 正方形にトリミングする

今回は、こちらの猫の画像を使って加工したいと思います。

まず最初に、対象となる動物(今回の場合は猫)を切り抜きます。
鼻部分が画像の中心に来るように、「切り抜きツール」を使って、正方形にトリミングします。
手順② 画像の外側に余白を作る

正方形に切り抜きができたら、画像の外側に“余白”を作ります。
こちらの工程を行わないと仕上がりがいびつになるので、必ずおこなうようにしてください。
①イメージ
↓
②カンバスサイズ
↓
③変更後のファイルサイズを以下の通りに設定する
幅:150%
高さ:150%
↓
④カンバス拡張カラー:ホワイト

このような感じで、上下左右に均一な白い余白ができました。

必ず均一な余白を作ってほしいので、幅・高さともに同じ比率で余白を作成してください。
失敗例

余白を作らないと、上の画像のように顔だけが膨らんでしまう仕上がりになるので、かならず上下左右均等な余白を作るようにしてください。
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手順③ 魚眼レンズ風にみせるために「球面」効果を適用する

余白を作ったら、魚眼レンズを覗いている動物風に仕上げるために「球面」効果を適用していきます。
①フィルター
↓
②変形
↓
③球面

以下の値を適用します。
量:100%
モード:標準

球面効果が適用されました。
これだけでは効果が足りないので、もう一度「球面」効果を適用します。(⌘+F)

球面効果を2回適用すると、上の画像のように魚眼レンズを覗きこむ猫のような画像になりました。
完 成!
完成したので、Before画像とAfter画像を比べてみましょう!

《Before》

《After》
慣れてしまえば、ひとつの画像を3分程度で作ることができます。
Photoshop初心者の方でもめちゃくちゃ簡単にできるので、ぜひ参考にしてみてくださいね!
番外編
そのほかの動物たちも、“魚眼レンズを覗きこんだ鼻デカ風”に加工してみたので、紹介しますね。

《アライグマ Before》

《アライグマ After》

《うさぎ Before》

《うさぎ After》

《いぬ Before》

《いぬ After》
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