今回は、Illustratorの「エンベロープ」という機能を使い、オブジェクトをゆがませてロゴを作る方法をご紹介します。
エンベロープ機能を使えば、割と簡単にできる方法なのでぜひみなさんも参考になさってください！
手順① ベースとなるロゴを作成する
まず最初に、ロゴを作っていきます。
ロゴにしたい文字を起こします。
アピアランスを使って文字に線を足し、ロゴっぽくしてみました。
星とラインを付け加えて、さらにロゴっぽいデザインに仕上げてみました。
さて、こちらのロゴに「エンベロープ」効果を加えていきましょう。
手順② エンベロープ効果を適用する
先ほど作ったロゴの横に、ベースとなる形のオブジェクトを作ります。
私は円を作りましたが、形はなんでも良いです。
丸みを帯びたオブジェクトの方が、エンベロープの効果が表現されやすいです！
先ほど作ったロゴの上に、円を重ねます。
アウトライン表示をすると、このような（↑）感じになっています。
ロゴと円、両方のオブジェクトを選択した状態で、以下の効果を適用します。
①オブジェクト
↓
②エンベロープ
↓
③最前面のオブジェクトで作成
エンベロープを適用すると、まるで魚眼レンズのように、ロゴが円型に抽出された形になりました。
手順③ メッシュツールを使ってゆがみをつける
メッシュツールを使えば、エンベロープ効果をさらに最大限に使いこなすことができます。
メッシュツールを選択後、「ダイレクト選択ツール」を使えば、上の画像のようにパスの曲線を変えることができます。
こちらの効果を加えることで、ロゴがゆがんだように見せることができるのです。
パスを追加したい場合はメッシュツールを使い、パスの曲線を変えたい場合はダイレクト選択ツールを使ってパスの形を調整します。
ベジェ曲線を使った作業になるので、ベジェ曲線が分からない(できない)方には難しい内容になるかもしれません・・・
完 成！
完成しました！
球体に沿ってゆがんだようなロゴが完成しました！
アレンジの仕方が様々あるので、みなさんもぜひ自分流に工夫したデザインに挑戦してみてくださいね！
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