この記事は「Acrobat Pro DC(アクロバット プロ ディーシー)」の値段について解説しています。
Acrobat Pro DCは、Adobe社が提供するPDF専用の編集ソフトです。
PDFの閲覧だけではなく、PDFの編集・ファイル形式の変換・書類の差分比較・電子署名など様々な機能を持っています。
Acrobat Pro DCはおもに書類作成に使われていて、ビジネスシーンで広く活用されています。
またAcrobatシリーズには3つの種類があり「どれを使ったら良いか分からない…」と迷ってしまう人も…。
そこで今回は、Acrobat Pro DCの料金と合わせてプランの違いもご紹介します。
ぜひ参考にしてくださいね。
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この記事を書いている人
メーカーのインハウスデザイナーを9年経て、現在までフリーランスとして活動。
当サイト運営にあたり70校以上のWebデザインスクールを徹底調査しました!
Acrobat Pro DCの値段【3つのプランを比較】
Acrobatには、Acrobat Pro DCを含む3種類のシリーズがあります。
- Acrobat Reader → ファイルの閲覧
- Acrobat Standard → ファイルの閲覧 + 編集
- Acrobat Pro → ファイルの閲覧 + 編集 + 文書の比較 + 情報のセキュリティ保護機能
それぞれで料金が異なりますので、表で比較してみますね。
Reader | Standard ※Winのみ対応 | Pro DC | |
年間プラン(一括払い) | 無料 | 18,216円/年 | 23,760円/年 |
年間プラン(月々払い) | 1,518円/月 | 1,980円/月 | |
月々プラン | 2,728円/月 | 3,380円/月 |
3つのシリーズの機能の違いも比較してみましょう。
シリーズ別/機能の比較
Reader | Standard | Pro DC | |
月額料金(税込) | 無料 | 1,518円〜 | 1,980円〜 |
対応OS | Mac/Win | Winのみ | Mac/Win |
ファイルの閲覧、印刷 | ○ | ○ | ○ |
コメント、注釈の追加 | ○ | ○ | ○ |
手書きの署名などの追加/依頼 | △ ※月2回まで | ○ | ○ |
PDFテキストや画像の編集 | × | ○ | ○ |
PDFの結合 | × | ○ | ○ |
PDFのセキュリティ保護 (閲覧などの機能の制限) | × | ○ | ○ |
Excel・Word・Powerpointなどの ファイル形式をPDFに変換 | × | ○ | ○ |
PDFを他のファイル形式に変換 | × | ○ | ○ |
電子契約 | × | ○ | ○ |
2つの文書の差分比較 | × | × | ○ |
PDF内の機密情報の削除 | × | × | ○ |
スキャンした文書を検索や編集が可能な ファイル形式に変換 | × | × | ○ |
Acrobat Readerは無料で使えますがPDFの閲覧しかできないので、PDF編集をしたい人には向きません。
StandardはPro DCよりも値段が安いのですが、Windowsしか使えなかったり、一部機能が使えなかったりと制限がかかるので、高度な書類作成には不向き。
ビジネスなどで幅広く活用したい人は「Acrobat Pro DC」が一択でおすすめです。
Acrobat Pro DCはAdobe Acrobatシリーズの中で最も機能が多く、MacとWindowsのどちらでも使用することができます。
2つの書類の比較や情報セキュリティの保護など、ビジネスで活用できる高機能がたくさん搭載されていることが分かります。
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Acrobat Pro DCの永続版ライセンスはある?廃止された?
Acrobat Pro DCをはじめ、Acrodatシリーズには永続版ライセンスはあるのでしょうか?
結論から先に言うと、Acrobat Pro DCの永続版ライセンスはありません。
2022年12月1日にAdobe Acrobat 2020 (永続版) アップグレード版の販売が終了。
2020ver.以降のアップグレード版を製造する予定はないので、現状はサブスクリプション形式での契約しかできなくなっています。
実質、永続版ライセンスは「廃止」ということですね。
現在、Adobe社が提供するソフトはすべてサブスク型に移行されているので、Acrobatを利用するにはサブスク契約をするしかないのですが、過去に販売されていた永続版のAcrobatを手に入れることも可能です。(入手困難ですが)
ただし、
公式のサポートが終了している(2020年アップグレード版は2025年までサポートあり)
最新のPCと互換性が取れない
海賊版の購入に注意(※ウィルスの感染に注意)
など、永続版の購入はデメリットが多すぎるので、最新のAcrobatが使えるサブスク型の利用を強くおすすめします。
また、20以上のAdobeソフトが使い放題になる「Adobe CCコンプリートプラン」の利用もおすすめ。
Acrobat Pro DCはもちろん、Illustrator・Photoshop・Premiere Pro・After EffectsなどのAdobe人気ソフトが使い放題の対象となります。
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Acrobat Pro DCのおすすめプラン【目的別・属性別に紹介】
Acrobatには「Acrobat Pro DC」「Standard」「Reader」3つの種類があります。
料金プランも「年間プラン(一括払い)」「年間プラン(月々払い)」「月々プラン」の3種類。
どれを選んだら良いか分からない!といった人も多いかと思います。
そこでこの章では、目的別・属性別におすすめのプランを紹介します。
表でまとめますね。
ビジネスで通年使う | Pro DC 年間プラン(一括払い):23,760円/年 年間プラン(月々払い):1,980円/月 |
短期間(8ヶ月未満)だけ使いたい | Pro DC 月々プラン:3,380円/月 |
電子署名や機密機構を取り扱う | Pro DC 年間プラン(一括払い):23,760円/年 年間プラン(月々払い):1,980円/月 月々プラン:3,380円/月 |
書類の差分比較をやりたい | Pro DC 年間プラン(一括払い):23,760円/年 年間プラン(月々払い):1,980円/月 月々プラン:3,380円/月 |
マニュアルやプレゼン資料を作りたい | Pro DC 年間プラン(一括払い):23,760円/年 年間プラン(月々払い):1,980円/月 月々プラン:3,380円/月 |
クライアントから送られて来たPDFを編集したい | Pro DC 年間プラン(一括払い):23,760円/年 年間プラン(月々払い):1,980円/月 月々プラン:3,380円/月 |
Windowsでしか使わない | Standard 年間プラン(一括払い):18,216円/年 年間プラン(月々払い):1,518円/月 月々プラン:2,728円/月 |
PDFの書類を閲覧するだけ | Reader:無料 |
様々なAdobeソフトを使いたい | Adobe CCを購入する |
上の表を参考に、ぜひみなさんにぴったりの活用方法を見つけてくださいね。
年間プランか月々プランにするか迷う人は、Acrobatをどのくらいの期間・どのくらいの頻度で使うかを計算してみましょう。
8ヶ月以上継続して使う場合は、年間プランがお得です。
8ヶ月未満の利用や、2〜3ヶ月に1回くらいの使用頻度の場合は、月々プランの方が無駄がなくて良いでしょう。
使うタイミングで、月々プランを都度契約するイメージです。
また、20以上のAdobeソフトが使い放題になる「Adobe CCコンプリートプラン」もおすすめ。
ビジネスだけではなく、クリエイティブな分野のスキルを伸ばしたい人には必須のツールなので、合わせてご検討くださいね。
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