こんにちは、emikiです。
今回はIllustrator初心者の方に向けて、簡単にできる「地図」の作り方を紹介します。
Illustratorの初歩的な知識さえあれば、簡単にできてしまうので、ぜひ当記事を参考に挑戦してみてください!
内容がサクッと分かる目次
初心者でも簡単!Illustratorで地図(マップ)を作る手順
画像付きで順を追って、地図の作り方を解説していきます。
今回は、新宿にある「東京都庁」の地図を作成したいと思います。
手順①:グーグルマップで地図の画像を抽出
まずは、地図作りたい場所をグーグルマップで検索します。
今回は、東京都庁の地図を作ってみたいと思います。
手順②:地図のトレース準備
今回は、「トレース」の手法で地図を作成をします。
トレースなので、Illustrator初心者でもとっても簡単に地図を作ることができます。
グーグルマップの地図の画像のスクリーンショットを撮って、Illustratorの新規ドキュメントに配置します。
グーグルマップの地図を配置したレイヤーを「地図レイヤー」とし、レイヤーにロックをかけます。
「地図」レイヤーにロックをかけた状態で、上に「トレース」レイヤーを作ります。
トレースレイヤーに都庁周辺の「道」を描いていくという手順です。
グーグルマップからスクリーンショットしただけの地図だと、「新宿駅」が左側に傾いていますが、画像を回転させることにより、新宿駅の位置を垂直にします。
必ずしなければならない事項ではないのですが、私は地図を作る際、駅が垂直(または水平)になるように作成します。
地図を見る人にとったら、目印になる建物が、斜めよりも垂直(水平)に配置してあった方が見やすいと思うので、私はそうするよう心がけています。
手順③:地図をトレースする
準備が整ったら、トレース開始です。
まずは、Illustratorの「ペンツール」を用いて周辺の「道」をトレースしていきます。
ポイントを打ちながら、ペンツールを使って、道をなぞるだけなので簡単。
ベジェ曲線の扱いができなくても問題ありません。
大通り(大きい道)をこのような感じで、トレースしました。
ペンツールの線の太さを細くして、さらに細い道もトレースしていきます。
道のトレースは、以上で完了です。
とっても簡単ですよね?
慣れてしまうと、ここまでの作業は5分程度で完了します。
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手順④:目的地(東京都庁)を目立つように装飾
続いて、目的地(今回の場合は東京都庁)に目立つように印をつけます。
目的地は、地図上でどこよりも目立つように装飾してください。
今回は、赤色の★マークを置いてしました。
手順⑤:最寄駅の作成(JRと私鉄の違いについて)
続いて、最寄駅(今回の場合は新宿駅)を作ります。
余談ですが、鉄道の路線を地図で表す場合、以下の様になります。
JRと私鉄とでは、作り分けをしなければならないので、覚えておいてください。
今回は「JR新宿駅」なので、JRの路線図の作成を行います。
JRの路線は、白黒のシマシマのような形です。
一見、作るのが大変そうと思うかもしれませんが、「アピアランス」「線」「破線」機能を使えば、ものの1分足らずで、簡単にできてしまいます。
まず、JR路線になる黒線を選択します。
選択した黒線にアピアランスの効果をつけていきます。
上の画像右側にある「アピアランスパレット」を参照していただき、レイヤーの一番上を白色3.5mmの線、その下のレイヤーを黒色5mmの線に設定すると、黒フチの白線ができます。
続いて、線を選択した状態で「線」パレットの「破線」にチェックを入れ、白黒の縞模様になるように、「線分」と「間隔」に数値を入力します。
(今回は、線分・間隔ともに8mmに設定しています。)
すると、白黒の縞模様のような線ができました。
駅がある場所に、長方形ツールで四角を描き、その上に「新宿駅」の文字を置けば、あっという間に新宿駅と路線の完成です。
ちなみに、私鉄の場合は縫い目模様(?)のような路線図なんですが、こちらもアピアランス機能を使えば簡単に作ることができます。
作り方はJR路線図とほぼ一緒で、アピアランスの数値を変えれば良いだけです。
上の画像の「アピアランスパレット」を参照してください。
レイヤーの一番上を黒線の2mm、すぐ下のレイヤーを黒線8mm(破線:線分2mm、間隔12mm)に設定するだけです。
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手順⑤:ランドマークを作成
続いて、新宿駅から東京都庁に向かうまでの「ランドマーク(目印になる建物)」を作成します。
地図上で目立つ建物を探してみてください。
ランドマークを探すポイントとしては、以下の点です。
- 有名な建物、チェーン店など知名度のある建物を選ぶ
- 一箇所にランドマークを固めるのではなく、地図上に満遍なく目印となる場所を置く
- ①駅前②目的地周辺③曲がるポイントとなる場所は、特に分かりやすいようにランドマークを配置する
- 地図には掲載されていないランドマークがある場合もあるので、「googleストリートビュー」で、周辺環境を確認しても良い
以上の点に気をつけて、地図上にランドマークを作っていきます。
「ヨドバシカメラ新宿西口店」を、まずはランドマークにしたいと思います。
上の画像のようにしたいので、「ヨドバシカメラ新宿西口店」の文字を白字×黒フチに加工します。
すでにご存知の方もいるとは思いますが、白字×黒フチの文字の作り方を説明します。
最初に、「ヨドバシカメラ新宿西口店」を白色で作成します。
「アピアランス」→「新規線を追加」を選択。(フチとなる黒色の線を作ります。)
白にフチ取られたようになるように、新規で作った「線」をアピアランスレイヤーの一番下に持っていきます。
「線幅」「線端」「角の形状」を調整すると、白字×黒フチの文字の完成です。
さらに、ランドマークになる部分をペンツールで簡単にトレースして完成です。
同じように、地図上でヨドバシカメラ以外のランドマークを見つけて反映していきます。
手順⑤:地図完成!
グーグルマップをトレースして、地図が完成しました。
地図を作る際に行った手順は、以下の通りです。
- 道をトレース
- 目的地を装飾
- 駅・路線を作る
- ランドマークを決めて、作成する
②〜④はどの順番で行っても大丈夫ですが、基本的にはこの4構成で完了です。
下絵のグーグルマップを消すとこんな感じ。
特殊な技術は一切使っていません。
「アピアランス」機能を知らなかった人は、少し難しいと感じたかもしれませんが、覚えてしまえば、とっても簡単&スピーディーに地図を作ることができます。
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おまけ:ランドマークの他にも交差点も活用しよう
ランドマークの他にも、交差点名を地図上に配置するのも効果的です。
今回はスペースの都合上、載せなかったのですが、曲がり角などポイントとなる交差点を地図に掲載しておくと親切です。
手順⑥:地図を見栄え良く装飾
今回紹介した作り方は、配色や装飾など一切していない質素なデザインの地図なので、掲載する媒体に合わせたデザインを組み込んでいきましょう。
ここからの作業が楽しいというか、デザイナーの腕の見せ所でもあるので、見栄えの良いデザインになるよう地図に装飾を施してみてください!
最後に
いかがでしたか?
Illustrator初心者の方でも簡単に地図を作れる方法を紹介しました。
主に使った機能は、
ペンツール
アピアランス
くらいなので、難しくありません。
慣れてしまえば10分くらいで地図を作れるようになるので、ぜひ試しに色んな場所の地図を作成してみてください!
当記事を少しでも参考にしていただけると幸いです。
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