この記事は、CodeCamp(コードキャンプ)を実際に受講した方の体験談をまとめています。
CodeCampは、現役のプロからマンツーマンレッスンを受けることができる制度がとても人気で、実際に多くの社会人や学生がデザインやプログラミングを学んでいます。
レッスン内容はどうだったかを実体験をもとにたくさん質問させていただいたので、情報をみなさんにもシェアさせていただきますね。
実際にCodeCampで学んだ人にしか分からない“リアルな体験談”を元に、みなさんのオンラインスクール選びの参考にしていただけたらと思います。
この記事を書いている人
メーカーのインハウスデザイナーを9年経て、現在までフリーランスとして活動。
当サイト運営にあたり70校以上のWebデザインスクールを徹底調査しました!
内容がサクッと分かる目次
- 1 【CodeCamp体験談】実際に受講した受講生にインタビュー
- 2 CodeCamp(コードキャンプ)を未経験から受講した体験まとめ
【CodeCamp体験談】実際に受講した受講生にインタビュー
今回は、CodeCampの「デザインマスターコース」を最近まで実際に受講されていたTさんにお話しを伺いました。
早速様々な質問をぶつけてみたので、ご紹介したいと思います。
Tさん(26)/女性
普段はアルバイトを行なっており、仕事の合間にCodeCampでWebデザインの勉強をされています。
CodeCampを受講しようと思ったきっかけは?
私は元々学生時代から体調を崩しやすく、高校卒業後も就職はせずアルバイトとして働いてきました。
現在26歳の独身なのですが、何の資格もないので、これから生活していくには何かひとつつでも出来ることが欲しいと感じました。
病弱なこともあり、以前から「在宅ワーク」というものに興味があったのですが、どのように何を始めれば良いのかも分からず、調べる事もしませんでした。
そんな中、ある時テレビを見たときに、とある女性が“趣味に使う時間を大切にしたいため自由が利くフリーランスのWebデザイナーをしている”という放送を観ました。
私は「これだ!」と思い、何とも単純な理由でWebデザイナーになりたいという夢を持ちました。
最初は通学希望で色々と地元の学校やスクールを見学しに行ったのですが、住んでいる場所が田舎な事もあり数が少なく行きたいスクールが見つかりませんでした。
そして一番は、アルバイトの身でありながらも時間の融通があまり効かないことや、金銭的にも学校へ通うのは少し厳しいと感じました。
そして調べているうちに「オンライン学習」というものがある事を知り、色々なオンラインスクールがある中でも、時間の融通が効きやすくデザイン・プログラミングでも色々なコースが学べるCodeCampを見つけました。
オンラインスクールの中でCodeCampが特別安いというわけでもありませんでしたが、色々な言語が学べる上、学習期間も選択でき、さらに初心者でもマンツーマンで一から教えていただけるという事でCodeCampに決めました。
受講前に無料カウンセリングに参加しましたか?
CodeCampの無料カウンセリングへの参加の方法は、Googleハングアウトのビデオチャットを使って、実際にCodeCampで講義されている講師から教わるというものでした。
私はインターネットで調べ物をするぐらいしかパソコンを使用してこなかったので、「グーグルハングアウト?え、何それ?」とまさかの最初の難題に突入しました(笑)。
プログラミングとは何かもよく分からないまま、無料カウンセリングを予約してしまったので、受講が始まる直前までビビりまくってしまいました。
お堅くて怖い講師が、「きっとよくも無知な奴が予約してきたもんだ…」と言わんばかりの対応をされ、きっと私はこの無料カウンセリングで受講を諦めるのだろうと・・・。
無料カウンセリングが始まるまで、とにかく私は緊張と不安がいっぱいでした。
四苦八苦しながらも何とかグーグルハングアウトを繋ぎ、緊張したまま私の初めてのカウンセリングは始まりました。
「こんにちは!初めまして、本日担当させていただく○○です。」
講師は女性の方で、とても雰囲気が柔らかくて優しそうな印象で、私の緊張も一気にほぐれました。
講師の方に、今までのプログラミングの経験の有無やプログラミングを始めようと思ったきっかけなどを聞いていただき、今の自分の目標に合うコースを教えていただきました。
各コースの特徴を聞いたあと、「実際にコードを書いてみましょうか!」と提案され、プログラミングの言語もろくに分からぬまま、htmlのコードを教えていただきました。
その時の感想は、もうなんだか分からない記号がたくさん出てきて、見たことのない記号を打ち込む作業に必死でした(笑)。
出来上がったものを見てみると、「これだけ打ち込んでも、反映されるのはこれだけ?」と率直に感じてしまいました(苦笑)。
けれども担当してくださった講師に「タイピングが割と早くできてるので、きっと大丈夫ですよ。プログラミングはやっていくうちにパズルみたいで面白いですよ。」
とお褒めの言葉をいただき、「確かにタイピング嫌いじゃないし、パズルも嫌いじゃない…。プログラミングやりたい!Webデザインやってホームページ作りたい!」
と自分の中のやる気を掻き立てられました。
無料カウンセリングなので、終わった後にしつこく勧誘されたりメールが送られてきたりするんじゃないかと思っていましたが、強い勧誘などもなく気持ちよく無料カウンセリングを終えることができました。
このカウンセリングがあったからこそ、私はプログラミングの第一歩を踏み出せました。
終了後にしつこい勧誘がないのも好感が持てます◎
CodeCampの授業内容はいかがでしたか?
私は6ヶ月間ずっと同じ講師に授業していただいたのですが、未経験の私でも分かりやすく親切・丁寧に教えていただけました。
プロの視点で私の得意な部分や苦手な部分を見極めて、苦手な部分は改善策を教えてくださり、できる部分は褒めて伸ばしてくださり、毎回とても楽しい授業でした。
私が受講した「デザインマスターコース」だと6つの言語を学ぶのですが、それぞれ言語ごとに修了課題が用意されており、それに向けて授業を進める形式になっています。
修了課題までにも小さな課題があり、それらは宿題として出され、次の授業の時に講師に確認をしてできなかった部分や、綺麗に見えるようにコード修正をしていただくのですが、
その課題も中々難しく教科書に載っていないものも多々出てくるので、自分でネットで調べながら進めていました。
Illustrator・Photoshopを使った学習について
Illustrator・Photoshopはデザインや色彩のセンスが皆無な私には難しく、色々と苦労しました(笑)。
Photoshopは写真の加工や切り取りなどを教えていただき、最終課題ではカフェのWebサイトのデザインを作っていくというものでした。
Photoshop自体はあまり複雑な作業も多くなく、苦戦しながらも何とか進めることができました。
しかし、Illustratorはとても難しかったです!!
まず私自身が絵を描くことがとても苦手で、色彩のセンスなども皆無。
また細かい作業が苦手なので、線を描いたり、曲線を描いたりというのもとても難しかったです。
Illustratorの最終課題は、自分でオリジナルのロゴを製作し観光用Webサイトを作るというものでした。
毎回の課題でも主にロゴ製作を出題されていたのですが、これが特に苦手でした。
講師によると、男性より女性の方がデザイン系は得意なようで、意外と男性は苦戦する方も多いとおっしゃっていました。
私は女性なのですが、あまりにもこの手のものを制作するセンスがなく、毎回苦戦していました(苦笑)。
デザインが苦手な私は、これらに時間を割きすぎてしまい、期限やポイントもどんどん減っていきました。
他の言語の受講が危ぶまれたので講師に相談したところ、得意な言語を伸ばしていこうという結論に至り、どちらかというと得意なコードを書くことを優先し、受講していきました。
そのため、Illustrator・Photoshopの最終課題を合格できないまま、諦めてしまいました。
しかしながら、ある程度の操作は理解できるようになりましたし、自分が得意なことを深めながら実践していける方が、私にはありがたかったので良かったと思います。
CodeCampのポイント制について
CodeCampを受講する場合、最初に自分が学びたいコースを選択し、その中から2ヶ月、4ヶ月、6ヶ月のいずれかの受講期限を選択ます。
それぞれ選択した期限に伴ったポイント数が付与されます。
金額も月数で異なり、2ヶ月で1,000ポイント、4ヶ月で2,000ポイント、6ヶ月で3,000ポイントが付与されます。
一回のレッスンで50ポイントが消費され、期限内にポイントを使用し受講していくシステムでした。
レッスンのキャンセルは当日の2時間前まで有効で、それまでにキャンセルした場合には50ポイントが返還されます。
もしも期限内にポイントの消費ができず期限を延長したい場合は、期限の延長手続きというものもあり、こちらも1ヶ月か3ヶ月から選択し受講の期限内に延長料金を支払うことによって受講の延長ができるようでした。
また反対に、期限が残っていてもポイントが足りない場合や、受講期限ギリギリだけどもう少し勉強したいという方には追加でポイントを購入することが可能で、ポイント購入日から1ヶ月間の使用期限で受講する事も可能でした。
もし、CodeCampで自分が受講するコースに学びたい言語が入っていない場合、その言語が入っているコースを追加で購入して受講する事もできたようです。
その場合は追加するコースの費用、他のコースを既に受講している方の場合はそれに加えて事務手数料が一万円程度かかります。
言語単体での受講はできないので、他の言語もコースに入っている場合は、1つや2つ追加で言語を学びたい方に人にとっては、少し割高ではないかと感じました。
CodeCampを受講して良かったと感じたことは?(メリット)
まずは、受講してメリットに感じた部分は?
プログラミングに関するお堅いイメージが、私の中で払拭されたことです。
私の場合まったくの初心者だったため、独学でコードを学んだとしても、訳の分からない記号だらけできっと気が滅入ってすぐに挫折していたと思います。
CodeCampの場合、Web初心者でも分かりやすい教科書が用意されていますし、分からない所はすぐにその場で教えてもらえます。
講師もプロなので分かりやすい言葉で一から丁寧に教えてくださり、ぱっと見ただけでは複雑なコードも、実は簡単なものだったということが度々ありました。
また、自分の好きな時間や場所で受講できたり、講師を選べたりできるところも、CodeCampならではの自由で楽しく学べるポイントだと思います。
私の場合は働きながら受講をしていたので、空いた時間を見つけてオンライン上で受講できるスタイルは本当に重宝しました。
講師の指名もできるので、私は同じ方にレッスンをお願いしていたのですが、回を重ねるごとにいい意味で緊張をしなくなり、とても良かったです。
Codecampを受講してイマイチと感じたことは?(デメリット)
CodeCampを受講して感じたデメリットは?
私はメリットを多く感じたので、デメリットはあまりないのですが、強いと言えば「課題が難しい」ということでしょうか。
言語ごとの最終課題は、かなり難しくなります。
私の場合は、デザイン系のPhotoshopやIllustratorが苦手だったので、この2つの課題が修了できないまま期限が終わってしまいました。
私は最長の6ヶ月コースを受講しましたが、未経験からのスタートだった事もあり、やはりCodeCampの授業を受けるだけですべての修了課題を合格するのは、正直厳しいと思いました。
未経験の方は、「Codecampの授業」+「独学の時間」もそれなりに必要だと感じました。
働きながら受講されてたようですが、本業との両立はいかがでしかた?
CodeCampでは手持ちのポイントを消費しながら受講を進めていくので、最初はあまりポイントを消費させないよう、基本的には自分で勉強をしながら、分からないところをCodeCampの講師に聞きながら進めていました。
後半はとても苦労しました。
今のバイト先は親族の経営する小売店なのですが、自営ならではの出勤日数が不規則な事もあり、後半は仕事も忙しい上に受講も勉強も進めなければならず、精神的に追い込まれていました。
最初からきちんと計画を立てて受講していくことが大切だと、後からとても後悔しました。
しかしながら、不規則な分通学が厳しかった私にとっては自由な時間で受講でき、通学もしなくて良かったので、とてもありがたいシステムで受講することができたのは確かです。
CodeCampで学んだことは、どういった場面で活かされていますか?
今は受講が終わったばかりで、「フリーランスのWebデザイナー」としてやっていく自信がないので、CodeCampで学んだことを忘れないように勉強を続けています。
今後の展望ですが、私の周りは自営業者が多く、ほぼお店のホームページを持っていない人が多いので、まず最初は私の周囲の店のホームページを制作ができればいいなと思います。
地道に経験を積んで、それなりに自信がついてきたら、クラウドソーシングで色々なWebデザインに関するお仕事を受注できるようになればいいなと思っています。
恵まれた環境にいらっしゃるようで羨ましいです!
CodeCampをおすすめできる人はどんな人ですか?
CodeCampは非常に受講の仕方が自由なので、仕事をしながら学びたい人や通学で学ぶことが難しい人に、とてもおすすめです!
また初心者でも詳しく一から丁寧に教えていただけるので、プログラミングを始めてみたいけど、何から始めればいいのか分からない人、独学では挫折してしまった人にも非常におすすめできます。
オンラインで自由が効く反面、デメリットもあります。
それは、受講以外でも自主的に学習・復習をして計画性を持ってプログラミング・デザインの学習を進めなければならないことです。
私は仕事の繁忙期にあまり受講することができず、復習も学習もまったくできてない時期があり、期間が空いての受講の際、前回までの内容が思い出せず、とても苦労してしまいました。
定期的に受講していた際にも、毎回濃い内容のレッスンでどんどんカリキュラムも進んでいくので、復習をしなければ追いつけない事も頻繁にありました。
特に私のように完全初心者の場合は、取得するに時間も労力もかかるので、学習に充てる時間をきちんと確保することが大切だと思います。
学習を進めていく上で分からないことは、CodeCampの講師に聞けば良いので、その辺のバックアップ体制は安心できます。
私の場合、学習時間の確保が難しい時期もあり、少なからず挫折を味わいましたが、最後まで諦めず受講してこられたのは、「フリーランスのWebデザイナーとして働きたい」という目標があったからこそだと思います。
そして何より、CodeCampのカリキュラムと講師の方がいたからこそ!
CodeCampはバックアップ体制が整っているので、明確な目標がある人にとっては自分の頑張り次第でどれだけでも成長していける環境です!
本気でWebデザイナーやエンジニアを目指してみたい方は、とてもCodeCampをおすすめできます!
CodeCamp(コードキャンプ)を未経験から受講した体験まとめ
今回は、まったくの未経験からWebデザイナーを目指しCodeCamp(コードキャンプ)を受講したTさんにお話を伺いました。
実際に受講したからこそ感じることができる貴重な経験談の数々。
また、未経験者目線で様々なご意見を聞くことができて、とても有意義なインタビューとなりました。
Webデザイナーやエンジニアを目指している方のスクール選びの参考になれば幸いです。
また、別記事『CodeCamp(コードキャンプ)の特徴と口コミ・評判は?受講するメリット・デメリットは?』ではCodeCampのサービス概要や口コミ・評判をまとめています。
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