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After EffectsとPremiere Proの違いは?使い分けを徹底解説

この記事は、Adobe「After Effects」と「Premiere Pro」の違いについて徹底解説しています。

 

動画編集についてを調べると、必ず目にするAfter EffectsとPremiere Pro。

どちらも映像を編集したり加工したりするソフトですが、この2つにどういう違いがあるのか疑問に思う方も多いと思います。

 

そこで今回は、After EffectsとPremiere Proそれぞれの違いメリット・デメリット、両者の使い分けの方法など分かりやすく解説します。

ぜひ参考にしてくださいね。

 

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この記事を書いている人

4年制美大卒。デザイナー歴15年。

メーカーのインハウスデザイナーを9年経て、現在までフリーランスとして活動。
当サイト運営にあたり70校以上のWebデザインスクールを徹底調査しました!

 

After EffectsとPremiere Proの違い

早速ですが、After EffectsとPremiere Proの違いを見ていきましょう。

表で比較すると、以下の通りです。

After EffectsPremiere Pro
得意なこと・アニメーション作成
・爆発や雷などのエフェクト(VFX)
・モーショングラフィクス
・長尺の動画のカット編集
・字幕テロップ挿入
・BGMの編集
不得意なこと・動画のカット編集・高度な合成やアニメーション・VFX
おすすめできるシーン・ミュージックビデオの作成
・アニメーション作成
・高度な合成
・エフェクトをつけたい
・YouTubeの動画編集
・結婚式や企業動画の編集
・運動会・学芸会などの動画編集

 

AftereffectとPremiere Proそれぞれのソフトでできること、得意なことを中心に違いをご紹介しますね。

 

Aftereffectでできること・得意なこと

After Effectsでは、ロゴやイラストを動かすアニメーション作成を得意とします。

爆発や雷などのエフェクト(VFX)、モーショングラフィクスもできます。

 

After Effectsは、縦軸で素材を並べて編集するUIになっています。

 

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Premiere Proでできること・得意なこと

Premiere Proは、長尺の動画のカット編集、字幕テロップやBGMの挿入ができます。

Premiere Proは、タイムラインの時間経過とともに動画素材を横に並べて編集するUIになっています。

 

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必要スペックの違い

After EffectsとPremiere Proでは最適なパフォーマンスを得るのに必要な推奨スペックに差があります。

After EffectsPremiere Pro
メモリ容量最小:16GB
推奨:32GB
最小:8GB
推奨:HD16GB / 4K:32GB
HDの空き容量最小:15GB
推奨:64GB
最小:8GB

 

このようにAfter Effectsの方が最小性能が倍近く高いものが必要になっており、ハードディスクの容量も多めに空けておかなければなりません。

自分で組み立てなくても最新のパソコンであれば家電量販店で買えるもので十分ですが、動画を確認したり書き出したりするときにはメモリやGPU、CPUの性能が大きくかかわるので、もし動画編集用にパソコンの購入を考えているのなら推奨スペックでの購入をおすすめします。

 

 

After EffectsとPremiere Proのメリット・デメリット

続いては、After EffectsとPremiere Proそれぞれのメリット・デメリットについて解説します。

実際に使って感じた、それぞれの良いところ・悪いところについて説明するので、ぜひ参考にしてください。

 

After Effectsを使うメリット

After Effectsを使うメリットは、エフェクトを付けることが得意で、エフェクトの数もPremiere Proよりも遥かに多いことです。

ソフトの拡張性もあり、無料から有料のものまでネット上に数多くの「プラグイン」と呼ばれる拡張機能があります。

プラグインをインストールすることで無限に表現の幅を広げることができます。

3D機能も付いており、平面だけでなく立体的な映像を作成することも可能。

モーショングラフや画面切り替えのトランジションなども無料で配布しているものが数多くあり、

YouTubeなどで検索すれば使い方の解説もたくさんあるため、手軽に高クオリティな映像を作成することができます。

 

また、拡大・縮小・回転などを「ここのタイミングで、こうゆうのが欲しい!」のような細かい調整がしやすいのがAfter Effectsを使うメリット。

拡大・縮小・回転だけならPremiere Proでもできるのですが、細かい数値の調整や、タイミングの調整は圧倒的にAfter Effectsの方がやりやすいです。

 

Aftereffectを使うデメリット

After Effectsに買い切り版はないので、毎月使用料を支払う必要があります。

Premiere Proと比べてできることは多いのですが、その分学習コストもかかってしまいます。

 

また、After Effectsで作る映像はエフェクト処理を複数入れるため、レンダリング時間が長くなります。

パソコンの性能にもよりますが1分の映像をレンダリングするのに十数分かかることも多々。

動画用の高スペックなパソコンを持っていない場合、初期投資の費用が高額になりがちなのもデメリットのひとつといえますね。

 

Premiere Proを使うメリット

続いてはPremiere Proのメリットです。

Premiere Proは、動画編集が初めてという方も直感的に操作できるのが一番大きなメリットです。

時間軸に沿って映像素材を横に並べていくUIなので、動画編集初心者でも感覚的に作業できます。

また、テロップ挿入をAIが自動でやってくれるので、字幕などを映像に入れたい場合もAfter EffectsよりもPremiere Proを使用した方が作業時間をグッと短縮されます。

 

Premiere Proを使った動画編集の副業が、数多くあるのも特徴。

テロップ挿入のみ、カット編集のみなど、YouTubeなどで少し学習だけでお小遣い稼ぎができるのも、Premiere Proを覚えるメリットですね。

 

Premiere Proを使うデメリット

Premiere Proは、買い切りではないサブスクリプション形式のためAfter Effectsと同様に毎月使用料を支払う必要があります。

また、After Effectsに比べてエフェクトの数が少なく、細かいタイミングの制御や映像素材同士の合成も苦手です。

ハリウッド映画のような高クオリティーな映像を作りたいなら、Premiere Proでは物足りなく感じるかもしれません。

立体的な映像が苦手で、3D空間を使った映像を作るのもPremiere Proには不向きです。

 

 

Premiere ProとAfter Effectsはどのように使い分ける?

After Effects・Premiere Proそれぞれのメリット・デメリットについてまとめてきましたが、

「どのように2つのソフトを使い分ければいいのか?」

その辺についても解説しますね。

 

使い分け方の答えはシンプルですが、それぞれのソフトができることを活かすこと。

具体的には以下のような使い分けが最適です。

《After Effects》
短い尺の動画編集。
モーショングラフィクスや映像にエフェクトを付ける、映像素材の合成。

《Premiere Pro》
長時間の映像編集。
簡単なカット編集作業やテロップ・BGMの挿入。

 

音声の編集作業や簡単な効果付けなどはどちらのソフトでもできますし、お互いのソフト同士の連携も簡単にできます。

もし両方のソフトを持っていれば、それぞれのソフトの強みを活かしながら良いとこどりをして同時に使うのもアリですね。

 

 

After EffectsとPremiere Proの違いは?使い分け方法まとめ

After EffectsとPremiere Proは、それぞれに得意・不得意、メリット・デメリットがあります。

もう一度、両者ができることを比較すると以下の通りです。

 

After EffectsPremiere Pro
得意なこと・アニメーション作成
・爆発や雷などのエフェクト(VFX)
・モーショングラフィクス
・長尺の動画のカット編集
・字幕テロップ挿入
・BGMの編集
不得意なこと・動画のカット編集・高度な合成やアニメーション・VFX
おすすめできるシーン・ミュージックビデオの作成
・アニメーション作成
・高度な合成
・エフェクトをつけたい
・YouTubeの動画編集
・結婚式や企業動画の編集
・運動会・学芸会などの動画編集

自分のやりたいことや表現方法などで、使い分けをしてみてくださいね!

 

動画編集完全初心者の方は、操作が比較的簡単なPremiere Proの方が動画編集の入り口としておすすめです。

Premiere Proを使っていくうちに、エフェクトを付けたり、もっと高度な編集がしたいという願望が出てきたらAfter Effects に乗り換えるという方法もいいかもしれません。

簡単な動画編集ならPremiere Pro、もっといろいろこだわりたい人はAfter Effects。

もちろん両方を使い分けて作業するのもおすすめです!

 

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