こんにちは、emikiです。
今回は、Photoshopを使って、1から炎を作る方法をご紹介します。
完成イメージは、以下のような感じです。
▲黒煙が舞い、けたたましい勢いの炎▲
▲メラメラと燃えている炎▲
素材に頼らず、Photoshopの機能だけで作り上げていきます。
ぜひ参考にしてください!
Photoshopで黒煙が舞うけたたましい炎を作る
まずは、黒煙が舞い、けたたましい勢いで燃える炎を作ってみましょう。
まずは、新規ドキュメントを作成します。
描画色を「黒色」、背景色を「白色」にしておきましょう。
続いて、「フィルター」→「描画」→「雲模様1」を適用します。
「雲模様1」フィルタを適用したら、このような感じになります。
「雲模様1」が適用されたレイヤーの上に、さらに「フィルター」→「描画」→「雲模様2」を適用します。
※先ほどは、雲模様1でしたが、今回は雲模様2です。
「雲模様2」フィルターを適用するとこのような感じになります。
ここからさらに数回、「雲模様2」フィルターを適用していきます。
(→私は、さらに14回ほど適用しました。炎の質感に近くなるまで、効果を適用してみましょう。)
続いて、グラデーションをかけて、画面全体にさらにリアリティーを持たせます。
「レイヤー」→「新規塗りつぶしレイヤー」→「グラデーション」
白黒のスタンダードなグラデーションを作ります。
このままだと、先ほど作ったレイヤーが見えないので、グラデーションレイヤーの描画モードを「乗算」にします。
すると、先ほど雲模様フィルターで作った下地が浮き出てきます。
炎や煙の表現は一旦完成したので、続いて色をつけていきます。
「レイヤー」→「新規調整レイヤー」→「グラデーションマップ」
プレビュー画面を確認しながら、炎に見えるような色彩を選んで、グラデーションをしていきます。
黒色→濃い赤色→黄色→白色となるように色を設定しました。
すると、黒煙が舞い、けたたましく燃える炎を表現することができました。
なお、炎の形状が気に入らない場合は、ここからさらに「雲模様2」フィルターを適用して、調整を行いましょう。
完成です!
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Photoshopでメラメラと燃えている炎を作る
続いて、メラメラと燃える炎をPhotoshopで作ってみましょう。
新規ドキュメントを作成します。
描画色を「黒色」、背景色を「白色」に設定しておきます。
続いて、「フィルター」→「描画」→「雲模様1」を適用します。
今回も、雲模様フィルターを使って炎を作っていきます。
「雲模様1」フィルターを適用しました。
続いて、「フィルター」→「変形」→「極座標」を選びます。
「極座標を直交座標に」にチェックを入れて、OKボタンをクリックします。
「フィルター」→「変形」→「波形」を選択します。
メラメラ燃えている表現は、こちらの「波形」フィルターで表現するので、自分が作りたい炎の感じに合うように、プレビューを見ながら波形を調整します。
ちなみに私は、以下のような設定を適用しました。
- 種類→正弦波
- 波数→1
- 波長→(最小)116、(最大)256
- 振幅→(最小)1、(最大)67
- 比率→(水平)100%、(垂直)100%
- 開始位置を乱立的に変化させる
※数値は任意です。自分の好みの雰囲気になるように各々が設定してください。
「イメージ」→「画像の回転」→「カンバスを上下に反転」
向きを正しましょう。
まだ色がついていない段階ですが、だんだん炎に近づいてきていませんか?
ここからさらに、炎のクオリティーを上げていきましょう。
先ほどまで作っていた「炎」レイヤーをコピー(複製)します。
複製したレイヤーの方に、効果を加えていきます。
「フィルター」→「変形」→「波形」
「波形」を適用したらこのような感じになります。
下に隠れているレイヤーのと効果を融合するために、複製して「波形」を適用したレイヤーの描画モードを「オーバーレイ」に設定します。
先ほどよりも、ぐっとリアリティーのある炎が出来上がりました。
仕上げに、色をつけていきましょう。
「レイヤー」→「新規調整レイヤー」→「カラーバランス」
カラーバランスの階調「ハイライト」「中間調」「シャドウ」の数値をそれぞれいじって、自分がイメージする炎の色合いに調整していきます。
ちなみに私は、以下のように設定しました。
- ハイライト・・・+57、+2、-83
- 中間調・・・+100、+20、-74
- シャドウ・・・+22、-28、-39
※数値は任意です。プレビュー画面で確認しながら、自分の好みの雰囲気になるように各々が設定してください。
メラメラと燃えている炎が、完成しました!
炎系を作り出す場合、「雲模様」フィルターが重要な役割を果たしてくれます。
炎の形状や色は、自分の好みになるようにこだわって仕上げてみてください!
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最後に
いかがだったでしょうか。
Photoshopの機能だけで、炎を作ってみました。
やり方の流れを覚えてしまえば、どれも簡単!
5分もかからずに、炎を作り出すことができるでしょう。
素材集やサイトから引っ張ってきて、合成しても良いのですが、自分で1から素材を作ってみても面白いですよ!
その他にもPhotoshopを使った様々な合成方法を、当記事では紹介しているので、気になる人は合わせてご覧ください!
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