この記事は、ヒューマンアカデミー通信講座(たのまな)「Adobeベーシック講座」とデジハリ・オンライン「Adobe講座」
を両方使ってみた感想を徹底比較しています。
ヒューマンアカデミー・デジハリともにAdobeプラチナパートナーで、Adobe CC込みで68,800円と価格帯・サービス内容共に拮抗しています。
「どっちを使ったらいいの?」と迷う方も多いのではないでしょうか。
そこでAdobe歴19年で現役デザイナーである私が「ヒューマンアカデミー」「デジハリ」の両方を実際に使ってみた感想を徹底比較します。
私は両校とも継続して3年以上使ってきました!
どちらを受講するか迷っている方は是非参考にしてくださいね。
この記事を読むメリット
- ヒューマンアカデミー・デジハリを両方とも3年以上使ったリアルな声が分かる
- デザイナー歴15年、Adobe歴19年のプロのデザイナーが徹底解説
- 教材の内容をスクールごとに分かりやすく解説
- 2024年最新の情報が分かる
- 実体験に基づいたメリット・デメリットを正直にレビュー
この記事を書いている人
メーカーのインハウスデザイナーを9年経て、現在までフリーランスとして活動。
当サイト運営にあたり70校以上のWebデザインスクールを徹底調査しました!
内容がサクッと分かる目次
Adobe講座「ヒューマンアカデミー」「デジハリ」比較してどっちがおすすめ?【まずは結論】
Adobe講座の「ヒューマンアカデミー」と「デジハリ」どっちが良いか、さっそく結論を言っちゃいますね。
メールサポートが欲しい初心者・長期間じっくり学びたい人→ ヒューマンアカデミー
即時Adobeライセンスが欲しい人→ デジハリ
さらに具体的なメリット・デメリットを書き出すと、以下の通りです。
メリット | デメリット | |
ヒューマンアカデミー | メールサポート付き 動画教材が分かりやすい 長期間の講座あり(3ヶ月・6ヶ月・12ヶ月) | ライセンス発行に1〜3営業日かかる |
デジハリ | 最短5分でライセンス発行 プロによる課題添削付き | メールサポートなし 3ヶ月コースのみ(動画教材の閲覧は1ヶ月のみ) |
私は両方のサービスを実際に使ってみたのですが、学習内容の充実度は「ヒューマンアカデミー」の方が分かりやすくて良かったです。
ただし、Adobeライセンスの発行に関しては最短5分でもらえる「デジハリ」に軍配が上がります。
両者それぞれに良いところがあって正直なところ甲乙つけ難いのが本音です。
私個人的には、動画教材が分かりやすく且つメールサポートがついている「ヒューマンアカデミー」がおすすめ。
デジハリが3ヶ月コースのみ(うち動画教材の閲覧は1ヶ月)に対して、ヒューマンアカデミーは、3ヶ月・6ヶ月・12ヶ月と長期間のコースがある点も推せるポイントです。
ただ、正直どちらもコスパが高すぎるサービスなので、どっちを選んでも「ミスった!」という事態にはなりませんのでご安心ください。
目的別にヒューマンアカデミーとデジハリを比較すると、以下の通りです。
さらに詳しく、両校を比較して紹介しますね。
Adobe講座「ヒューマンアカデミー」「デジハリ」サービス比較一覧
「ヒューマンアカデミー」「デジハリ」それぞれのサービス内容を、表でまとめます。
ヒューマンアカデミー | デジハリ | |
コース名 | Adobeベーシック講座 3ヶ月コース (6ヶ月コース・12ヶ月コースが別途あり) | Adobeマスター講座 ※1ヶ月動画見放題・2ヶ月課題添削期間 |
内容 | ★Adobe CC 12ヶ月版ライセンス ★動画教材 | ★Adobe CC 12ヶ月版ライセンス ★動画教材 |
学べるソフト | ★Illustrator ★Photoshop ★After Effects ★Premiere Pro ★Adobe XD | ★Illustrator ★Photoshop ★Dreamweaver ★After Effects ★Premiere Pro ★InDesign |
価格(税込) | 68,800円 | 68,800円 |
受講スタイル | オンライン | オンライン |
受講中のサポート体制 | ★1ヶ月メールサポート | ★課題添削 |
オプション | ★課題添削(別料金) ★DTP用語集・Web用語集配布 | - |
支払い方法 | ★クレジットカード(一括・分割) ★オリコの教育ローン(分割) ★銀行振込(一括) ★ペディ(後払い) ★au Pay ★AmazonPay | ★クレジットカード(一括・分割) ★教育ローン(分割) ★銀行振込(一括) |
各項目に関して、以下に詳しく解説しますね。
Adobe講座「ヒューマンアカデミー」「デジハリ」7つの共通点を比較
ヒューマンアカデミーとデジハリを比較した場合、以下7つの共通点があります。
- Adobeプラチナパートナー(全国に6校)
- 受講料金が68,800円(税込)
- Adobe CCの1年間ライセンス付き
- オンラインスクール(全国から受講可能)
- 専用の動画教材付き
- 個人利用の場合商用利用可能
- 2年目以降も同価格で更新できる
ヒューマンアカデミー・デジハリともに全国6校しかないAdobe公式のプラチナパートナーです。
ともにオンライン型のスクールで、主に動画教材でAdobeソフトの使い方を学ぶことができます。
1年間のAdobe CCライセンスが付いて、68,800円(税込)と受講料金も同じです。
また、価格改定がない限りは2年目以降も同価格帯で受講できるのも、継続して使いやすいポイントになります。
Adobe講座「ヒューマンアカデミー」「デジハリ」9つの違いを比較
続いて、ヒューマンアカデミーとデジハリを比較した時の両者の違いを見ていきましょう。
ヒューマンアカデミー | デジハリ | |
学べるAdobeソフトの種類 | 5種類 | 6種類 |
Adobeライセンスの発行スピード | 1〜3営業日 | 最短5分 |
サポート内容 | 1ヶ月メールサポート | 課題添削 |
オプションの有無 | 課題添削(別料金) | - |
長期コースの有無 | 3ヶ月コース 6ヶ月コース 12ヶ月コース | 3ヶ月コースのみ |
動画教材の分かりやすさ | ◎ おすすめ! | ○ |
管理画面の操作性 | ○ | ◎ |
修了後のサポートや就職支援の有無 | なし | なし |
支払方法 | 6通りの支払い方法 | 3通りの支払い方法 |
各項目について、詳しく解説しますね。
学べるAdobeソフトの種類
学べるAdobeソフトの種類は、ヒューマンアカデミー5種類・デジハリ6種類です。
ヒューマンアカデミー | デジハリ |
★Illustrator ★Photoshop ★After Effects ★Premiere Pro ★Adobe XD | ★Illustrator ★Photoshop ★Dreamweaver ★After Effects ★Premiere Pro ★InDesign |
2021年までは学べるAdobeソフトが10種類もあった「ヒューマンアカデミー」の方が大きくリードしていたのですが、2024年現在はヒューマンアカデミー5種類・デジハリ6種類とほぼ同じ数になりました。
Illustrator・Photoshopなどのデザイン系ソフト、Premiere・AfterEffectsなどの動画編集ソフトは両校ともに網羅されています。
「ヒューマンアカデミー」にあって「デジハリ」にないソフトは「Adobe XD」です。
XDは、Webデザインの骨子作成や情報共有ツールとして使われることが多く、ここ最近Web業界では使用必須ツールとなりつつあります。
業界的に今後も需要が伸びるソフトでもあるので、できれば初心者のうちから学んでおいた方が良いでしょう。
「デジハリ」にあって「ヒューマンアカデミー」にないソフトは「Dreamweaver」と「InDesign」です。
Dreamweaverは、Webサイト制作時に使うHTML・CSSの入力を補助するソフト(別名:テキストエディタ)。
正直、Dreamweaver以外にもテキストエディタはたくさん有名なツールがあるので、Dreamweave以外でもいくらでも代用できます。
InDesignは、書籍・雑誌などのレイアウトを組むときに使うソフトで、エディトリアルデザインの分野で活用するソフトです。
両校ともに王道のIllustrator・Photoshop・Premiere・AfterEffectsを学べるので、基本的にはどちらを選んでも問題ないのですが、ご自身が今後目指すポジションを見据えてスクールを選んでくださいね。
各ソフトの役割
ソフト | 活用領域 | ヒューマンアカデミー | デジハリ |
Illustrator | グラフィック・DTPデザイン | ○ | ○ |
Photoshop | 画像加工(Web・DTP) | ○ | ○ |
Dreamweaver | Webデザイン(コーディング) | × | ○ |
XD | Webデザイン(ワイヤーフレーム・UX/UI) | ○ | × |
InDesign | DTP・エディトリアルデザイン | × | ○ |
After Effects | 映像編集(合成・モーションG) | ○ | ○ |
Premiere Pro | 映像編集 | ○ | ○ |
Web・グラフィック・エディトリアルデザイン、映像編集を網羅的に学べるデジハリがお得のように見えますが、Web業界では主流になりつつあるAdobe XDが学べないのは痛いです!
よってまとめると、Webデザインを学びたい人はヒューマンアカデミーがおすすめで、DTPデザインを学びたい人はデジハリがおすすめです。
要点まとめ
カリキュラムの比較
ヒューマンアカデミーは5つのソフト、デジハリは6つのAdobeソフトを学ぶことができます。
各校のカリキュラム内容についても比較してみましょう。
ヒューマンアカデミー | デジハリ | |
Illustrator | ①Illustratorの起動と初期設定 ②図形や基本的なツールの扱い⽅ ③画像の扱いと専⾨的なデザインツール ④名刺の制作例 | Illustratorの基本操作 描画ツールでの描画 ペンツールでの描画 レイヤー 文字の入力 オブジェクトの変形 線の設定とアピアランス |
Photoshop | ①Photoshopの起動と初期設定 ②画像加工と合成 ③写真の取り扱いとレタッチ ④YouTubeサムネイル画像の制作例 | Photoshopの基本操作 画像の補正 画像の加工 文字の入力 |
Dreamweaver | - | オリエンテーション Webの基本 HTMLの基本 HTMLを記述する際の注意 リンク構造を作る 全ての要素を確認する テキストコンテンツに関する要素 コンテンツセクショニングに関する要素 画像とマルチメディアに関する要素 テーブルに関する要素 フォームに関する要素 SEO対策、SNS対策 地図、動画の読み込み コンテンツモデルについて CSSの基本 擬似クラス 疑似要素 セレクターの組み合わせ CSSを記述する際の注意 文字・行に関するプロパティ トピックス 背景に関するプロパティ ボックスに関するプロパティ 表示・配置に関するプロパティ アニメーションに関するプロパティ レイアウト @規則について JavaScript |
XD | ①XDの起動とツールの使い方 ②基礎知識とプロトタイプの作成方法 ③ホームページデザインの制作例(前半) ④ホームページデザインの制作例 (後半) | - |
InDesign | - | 起動とドキュメント設定 テキスト入力 ロゴ配置&背景変更 ファイルの保存方法 新規ドキュメントとページ設定 画像の配置と画像の設定 画像の移動と拡大縮小 柱の設定 タイトルを入れる リード文の設定 本文の設定 小見出しのテキストの回り込み 写真とキャプション パッケージ 飾り枠作成 タイトル作成 文字の設定とタグの挿入 タブの設定 文字ボックスに余白をつける 仕上げとPDF作成 |
After Effects | ①After Effectsの基本を学ぼう ②テキストを使ったアニメーション ③シェイプを使ったアニメーション ④最終の動画を完成 | 画面説明 アニメーション基本 アンカーポイント イージング 空間・時間補完、パスコントロール ロゴアニメ実践 書き出し |
Premiere Pro | ①Premiere Proの起動と映像知識 ②さまざまなツールの使い方 ③エフェクトをつけて動画制作しよう ④iPhone撮影でできる YouTube動画制作 | 新規ファイルの作成 シーケンスの作成 素材の基本的な扱い方 トランジション基本 素材の配置 タイトルとBGMの配置 色調補正 書き出し |
両校ともに、基礎を中心としたカリキュラムが組まれています。
ほぼ似たような内容を学べるのですが、ヒューマンアカデミーは、iPhone撮影だったりYouTube動画制作だったり、具体的なシーンを絞って学ぶことが可能です。
以上の内容をまとめると、以下の通りです。
要点まとめ
サポート内容
サポート内容は、両校ともに以下の通りです。
ヒューマンアカデミー | デジハリ |
1ヶ月メールサポート | 課題添削 |
ヒューマンアカデミーは、分からないことを何でも聞くことができる「メールサポート」がついています。
授業を進めていく上で分からないことがあっても、すぐに詳しい人に聞ける環境にあるので、挫折しにくいです。
私も試しにヒューマンアカデミー事務局に質問してみたのですが、30分ほどで返信が来たので、レスポンスの早さにびっくりしました。
デザイン初心者の人には特におすすめできるサポート内容ですね。
課題に関しては、ヒューマンアカデミー・デジハリ共に出題されるのですが、添削サポートがついているのはデジハリのみ。
自分で作った作品をプロに添削してもらうことが、スキルアップの近道。
アウトプットは、スキル習得に不可欠な学習法なので、課題添削サポートはぜひ活用したいところです。
ちなみにヒューマンアカデミーの場合は、別途追加料金(32,000円→8回の添削が可能)を支払って添削サポートが受けられます。
サポート体制の充実度に関しては、「メールサポート」「課題添削」どちらもスキルアップを目指す上では大切なことなので、甲乙つけがたいです。
技術的に分からないことをいつでも聞ける環境で学習を進めたい人は「ヒューマンアカデミー」がおすすめ。
プロに添削してもらいながらデザインセンスを磨きたい人は「デジハリ」がおすすめです。
要点まとめ
Adobeライセンス発行のスピード
Adobeライセンス発行スピードに関しては、デジハリ一択ですね。
ヒューマンアカデミー | デジハリ |
1〜3営業日 | 最短5分 |
デジハリは最短5分で、Adobeライセンスが即日発行されます。
ただし、最短発行はクレジットカード決済が無事に受理された場合に限りますので、クレジットカード以外の支払い方法やクレジットカードがエラーになってしまった場合は、予定より発行が遅れてしまうこともあります。
ヒューマンアカデミー(1〜3営業日)もめちゃくちゃ遅いというわけではないのですが、デジハリに比べるとどうしても劣ってしまいますね。
要点まとめ
Adobe CCが早く欲しい人人
→ デジハリがおすすめ
長期コースの有無
長期コースをご希望の方は、ヒューマンアカデミーがおすすめ。
ヒューマンアカデミー | デジハリ |
★3ヶ月コース ★6ヶ月コース ★12ヶ月コース | ★3ヶ月コースのみ (※うち動画教材閲覧は1ヶ月のみ) |
デジハリAdobe講座は、3ヶ月コースのみなのですが、ヒューマンアカデミーは最大12ヶ月まで設けられています。
ヒューマンアカデミーコース | 受講料金(税込) | サポート期間 | Adobe CCライセンス |
1ヶ月 | ¥68,800 | 3ヶ月 | 1年 |
3ヶ月 | ¥74,620 | 6ヶ月 | 1年 |
12ヶ月 | ¥105,620 | 12ヶ月 | 1年 |
初心者など長期間じっくり時間をかけて学びたい人は、ヒューマンアカデミーがおすすめです。
ちなみに、デジハリはサポート期間が3ヶ月ありますが、動画教材の閲覧は1ヶ月のみ。
1ヶ月だけしか教材を見られないのは、大きなデメリットじゃないでしょうか。
しっかりと学習にも力を入れたい人には、デジハリはおすすめできません。
要点まとめ
長期間じっくり学びたい人
→ ヒューマンアカデミーがおすすめ
動画教材の分かりやすさ
Adobe動画教材の分かりやすさを比較すると、ヒューマンアカデミーの方が分かりやすく理解しやすいです。
ヒューマンアカデミー | デジハリ |
◎ | ○ |
実際に講師が授業を行っている 【動画の総時間:非公開】 | 実際に講師が授業を行っている 【動画の総時間:46時間】 |
ヒューマンアカデミー・デジハリ共に、オンラインスクールなので、自宅のパソコンで受講が可能です。
時間や場所にとらわれず、いつでも自分の好きなタイミングで授業を進めていくことができます。
そして、一番気になるところは、動画教材を実際に閲覧してみた内容ですよね。
実際に私が動画教材を閲覧した感じだと、ヒューマンアカデミーの動画教材の方が分かりやすかったです。
(※実際のヒューマンアカデミーの受講画面)
私は、ヒューマンアカデミーAdobe講座の受講歴は5年以上あるのですが、時代に合わせて情報を更新している印象を受けます。
正直、以前までの動画教材はものすごく見にくかったのですが、最近のリニューアルにより、かなり動画教材が見やすくなりました。
内容は基礎的な部分が多いですが、説明がわかりやすいので初心者におすすめ。
さらにはメールサポートがついているので、分からなかった点を直接聞ける点は大きなメリットですね。
(※実際のデジハリの受講画面)
一方デジハリ。
デジハリは熟練の講師陣を使っているので、教え方が上手です。
ですが、ヒューマンアカデミーと比べると、教材更新頻度が低い…印象を受けますね。
Adobe講座は毎年受講する人が多いので、できれば教材内容はフレッシュな方が嬉しいです。
といっても、正直、ヒューマンアカデミー・デジハリともにどちらの教材を使っても問題ないのです。
好みの問題もあると思うので、実際に動画教材のサンプルを確認してみてくださいね。
チェック
【サンプル教材を公式から確認しよう】
要点まとめ
理解しやすく分かりやすい動画教材で学習したい人【初心者におすすめ】
ヒューマンアカデミー・デジハリ共に、動画の内容は初心者向けです。
まったくソフトを触ったことがない人が、ソフトを最低限使えるようになるまでの内容となります。
管理画面の操作性
管理画面の操作性に関しては、デジハリが優れています。
ヒューマンアカデミー | デジハリ |
○ | ◎ |
受講期間や教材習熟度がデジハリのように一目で分かりづらい。 | シンプルで使いやすい。 受講期間や完了講座数などが表で一目で分かるため、タスク管理しやすい。 |
ヒューマンアカデミー・デジハリそれぞれ、会員専用のサイトから教材用の動画を閲覧します。
(▲デジハリの管理画面の様子▲)
管理画面は、「デジハリ」の方がシンプルで分かりやすくて圧倒的に使いやすいです。
特に迷うことなく学習をスタートすることができました。
自分がどれだけ教材をこなしたかが一目でわかる仕様になっていて、とても便利でした。
(全体の何%教材を閲覧し終わったか確認できる)
一方のヒューマンアカデミーの管理画面。
こちらもシンプルで使いやすいのですが、デジハリのように受講期間や教材習熟度が一目で分かりづらい点が少し劣ります。
また、以前のヒューマンアカデミーは、各ソフトのバージョンごとに解説があったのでめちゃくちゃ分かりにくかったです。
(▲以前までのヒューマンアカデミーの管理画面▲)
ヒューマンアカデミーは、CS6コース、CCコース、CC2015コース、CC2018(Photoshopのみ)、CC2019(Illustratorのみ)とバージョンごとのコースが用意されているのですが、それが拍車をかけて管理画面を分かりにくくしていました。
今はこの分かりにくさは改善されているようなのですが、少しの差ですがデジハリの方が使いやすい管理画面をしています。
要点まとめ
分かりやすくシンプルな管理画面で学びたい人
→デジハリがおすすめ
修了後のサポートや就職支援の有無
修了後のサポートに関しては、残念ながら両校ともにサポートはありません。
ヒューマンアカデミー | デジハリ |
× | × |
修了後のサポートがない。 | 修了後のサポートがない。 |
ただし、デジハリの上位版の通信講座を受講すれば、以下のサポートを受けることができます。
・受講生・卒業生のコミュニティSlackの継続無料利用
・就職情報サイト「xWORKS(就職支援サイト)」の無料利用
・卒業生向けメールマガジンの受信
・卒業生の受講料割引制度の利用
修了後のサポートを受けたい人は、デジハリの上位版の通信講座を検討してみても良いかもしれませんね。
要点まとめ
ヒューマンアカデミー・デジハリともに、修了後のサポートはなし
ただし、デジハリの上位版の通信講座は就職支援付き。
支払方法
両校の支払方法は、以下の通りです。
ヒューマンアカデミー | デジハリ |
★クレジットカード(一括・分割) ★教育ローン(分割) ★銀行振込(一括) ★AmazonPay | ★クレジットカード(一括・分割) ★教育ローン(分割) ★銀行振込(一括) |
ヒューマンアカデミーの方が、豊富な支払方法があります。
こちらに関しては、ご自身に最適なものを選んでください。
もっと詳しく
【シチュエーション別】Adobe講座「ヒューマンアカデミー」「デジハリ」おすすめ比較
ヒューマンアカデミー・デジハリを比較してみましたが、人によって活用用途も異なると思うので、シチュエーション別のおすすめを紹介します。
各項目に関して、詳しく解説しますね。
デザイン初心者で、しっかり学習したい人は「ヒューマンアカデミー」
デザイン初心者が学習を進めていく上で、分からないことは必ず出てくるはずです。
そんな時、身近に分からないことをすぐに質問できる環境が整っていたら、効率よく学習を進めることができますよね。
ヒューマンアカデミーでは、サポート期間中は学習内容に沿った技術的なことであればいつでもメールで質問できるので「一人で学習を進める不安」を抱えることがありません。
また、デジハリは動画教材が1ヶ月しか閲覧できないのに比べて、ヒューマンアカデミーは最短でも3ヶ月閲覧できます。
さらには6ヶ月・12ヶ月のコースもあるため、しっかりと時間をかけて学習したい人にもおすすめです。
デザイン初心者・分からないことを質問したい人
→ ヒューマンアカデミー
プロに課題添削をしてもらいたい人は「デジハリ」
デザインスキルを上げていく上で、自分の作品をどんどん作っていくことはとても大切な作業ですが、それと同時に自分のデザインの良いところ・悪いところを知ることも非常に大切です。
特にプロ目線で自分の作品を添削してもらう機会は本当に貴重で、独学だとなかなかそういった機会に恵まれることもありませんよね。
デジハリでは、受講コースの中に課題添削が組み込まれているので、スキルアップに大きく役立ちます。
脱初心者をするための手助けにもなりますよ!
自分の作品をプロに添削してもらいたい人
→ デジハリ
※ヒューマンアカデミーは、有料で課題添削あり
動画編集を始めたい人は「ヒューマンアカデミー」
動画編集を始めてみたい人は、ヒューマンアカデミーをおすすめします。
PremiereやAfterEffectsの簡単な動画編集のやり方も教わることができるので、コスパは抜群です!
価格帯はヒューマンアカデミー・デジハリともに一緒なんですが、分からないことをいつでも聞けるメールサポートがついているのはヒューマンアカデミーだけ。
また、ヒューマンアカデミーにはYouTube動画の編集に特化したカリキュラムが組み込まれています。
YouTube編集を本格的に始めたい人は、ヒューマンアカデミーAdobe講座がおすすめです。
動画編集を始めたい人
→ ヒューマンアカデミー
長期間の学習時間を確保したい人は「ヒューマンアカデミー」
受講期間を長めにとって学習したい人は、ヒューマンアカデミーがおすすめです。
ヒューマンアカデミー | デジハリ |
★3ヶ月コース ★6ヶ月コース ★12ヶ月コース | ★3ヶ月コースのみ (※動画教材の閲覧は1ヶ月のみ) |
デジハリは3ヶ月コースのみですが、ヒューマンアカデミーは最大12ヶ月まで設けられています。
しかもデジハリは、3ヶ月間のうち動画教材が閲覧できるのは1ヶ月だけなんです!
正直、短すぎますよね…。
一方、ヒューマンアカデミーは、最短でも3ヶ月ほど動画教材を閲覧できるのでおすすめです。
ヒューマンアカデミーコース | 受講料金(税込) | サポート期間 | Adobe CCライセンス |
1ヶ月 | ¥68,800 | 3ヶ月 | 1年 |
3ヶ月 | ¥74,620 | 6ヶ月 | 1年 |
12ヶ月 | ¥105,620 | 12ヶ月 | 1年 |
サポート期間が長いので受講料金が高くなりますが、ゆっくり時間をかけて学習をしたい人は、長期コースをぜひ検討してみてくださいね。
長期間の学習時間を確保したい人
→ ヒューマンアカデミー (→3ヶ月・6ヶ月・12ヶ月のコースがある)
Adobe CCがすぐに欲しい人は「デジハリ」
Adobe CCの期限切れ間近で、「すぐにでもAdobe CCが欲しい!」という人は、デジハリ・オンラインスクールがおすすめです。
デジハリでは、最短5分でライセンスコードを取得できるので、即日Adobe CCを入手できたり、更新したりすることができます。
ヒューマンアカデミーは、1〜3営業日以内にAdobeのライセンスコードが届くので、急いでいる人には向きません。
Adobe CCがすぐに欲しい人
→ デジハリ
Adobe講座は「ヒューマンアカデミー」「デジハリ」どっちがおすすめ?徹底比較まとめ
ヒューマンアカデミー、デジハリ・オンラインスクールを実際に使ってみた感想を比較してみました。
個人的には、
分からないことを聞けるメールサポート付き
動画教材がわかりやすい
動画教材の閲覧期間が長い
長期コースあり
以上の点から「ヒューマンアカデミーAdobe講座」がおすすめです。
それぞれのスクールが特化している部分を参考にしていただき、スクール選びの参考にしていただけると幸いです。
総まとめ
デザイン初心者→ ヒューマンアカデミー
長期間じっくりと学びたい人→ ヒューマンアカデミー
プロに課題添削をしてもらいたい→ デジハリ
Adobe CCがすぐに欲しい→ デジハリ
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