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デザイン学習【初心者】

コラージュでデザインを俯瞰で見る力を養う【スケボー×猫】

この記事は「コラージュ」について書いています。

コラージュという手法をみなさんはご存知ですか?

通常の描画法によってではなく、ありとあらゆる性質とロジックのばらばらの素材(新聞の切り抜き、壁紙、書類、雑多な物体など)を組み合わせることで、例えば壁画のような造形作品を構成する芸術的な創作技法である。

出典 Wikipedia | コラージュ

コラージュの参考画像
出典 Wikipedia | コラージュ

 

コラージュとは、まったく違う素材同士を切り貼りして、一つの作品に仕上げていく手法です。

新聞や雑誌などの紙面をハサミで切り取って、ノリで貼り付けるアナログな手法のコラージュもありますが、Photoshopなどの画像ソフトを使えば、様々な素材サイトから画像を引っ張ってきて、デジタル手法でのコラージュ作品を作ることができます。

 

コラージュを使うと賑やかで、一味違った作品を作ることができ、私も大好きなデザイン手法のひとつです。

今回は、そんなコラージュについて紹介したいと思います。

 

コラージュを使ったPhotoshopテクニックはこちらの記事でも紹介しています。

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コラージュ手法でデザインを行うのは意外に難しくて時間がかかる

コラージュは、既存にあるデータを切り貼りするだけなので「簡単じゃん!」と思うかもしれませんが、作業は意外に難しく時間がかかります。

マッチする素材探しに時間を費やし、さらにはそれら素材の組み合わせを何通りも考える必要があるからです。

 

コラージュはあえてデザインのバランスを崩したり、ごちゃごちゃさせたりしているので、バランス加減が適切かどうかを常に確認しながら作業を進めていかなければなりません。

「この画像とこの画像の組み合わせいいかも!」と思ってパソコン上で合成してみると、意外にミスマッチだったということも多々あります。

 

頭の中でイメージはできているけどどうしてもそのイメージに近い画像素材が見つからない場合もあり、見つかるまで探すか、自分で作るか、そのイメージ案自体取りやめるかなど、決断しなければならないこともあります。

コラージュは素材が命ともいえますね。

だから、素材を選定したり組み合わせたりする作業は、意外にも時間がかかってしまうのです。

 

 

コラージュでデザイン全体を俯瞰で見れる力を養う

コラージュは、物をバランスよく配置したり、物と物の間隔を意識した空間作りをする力が必要になってきます。

作品全体を俯瞰で見ることができないと、なんだか違和感のあるコラージュ作品に仕上がってしまうのです。

 

デザインにも「全体を俯瞰で見れる能力」が必要なので、コラージュ作業をしていると、そういった基礎的なデザイン力を養うことができます。

 

パズルのように「あっこれだ!」と、しっくりくるパーツ(素材)を組み立てていくコラージュ作業は、時間も忘れて没頭してしまいます。

この組み立てていく作業は、デザインをしている時にも感じる感覚でもあります。

 

学生の頃のコラージュ作品①

学生の頃のコラージュ作品②

懐かしき、私が学生の頃に作ったコラージュ作品を貼ってみました。

私は学生の頃からコラージュが好きで、コラージュを元にした作品をよく作っていました。



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デジタルでコラージュをする際の注意点

私はコラージュをする時は、Photoshopを使用します。

アナログでの手作業と違いデジタルでのコラージュ制作は、修正もできて一時保存もできて便利です。

間違えたら簡単に取り消しができるので、コラージュ初心者にもおすすめ。

 

続いて、Photoshopなどのデジタル処理で、コラージュをする時に気をつけた方が良いポイントを紹介します。

 

ポイント①ある程度は画質は揃える

コラージュ素材ひとつひとつは、場所・時間・撮影環境などが異なる様々な素材が一つの画面に集合します。

だから、ただ画像を配置しただけだと、画面全体がチグハグな印象になってしまいます。

 

集めた素材の色味や画質をある程度揃えるように処理した方が、画面全体の統一感が出るんですね。

もっと詳しく知りたい方はこちらの記事をご確認ください。

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しかしコラージュは、統一感がなくバラバラな風合いが、ひとつの味ともいえます

なので、一概にすべての素材の色味や画質を合わせる必要はないのですが、バラバラだからこそある程度は統一感を持たせないと、本当にただの「バラバラで統一感のない見づらい作品」になってしまう危険性も含んでいることもお忘れなく。

 

 

ポイント②コラージュならではの「あえて」の不自然さを演出する

合成は完璧にリアルさを追及しますが、コラージュは少し不自然な方が「らしさ」が生まれます。

ポイント①とは真反対な考えなんですが、「いかにも合成しました風」で画像を組み合わせた方が、コラージュの良さがより引き立ちます。

合成はいかに違和感なく周りになじませるかですが、コラージュは多少違和感があった方がそれが味になるのです。

 

ポイント①と②が真逆なように捉えることができて、ややこしいのでまとめると、

コラージュに使用する画像は、リアルに違和感なく合成するのではなく、色味を違和感のない程度に整えて画面全体に統一感を出しつつ、画像のつなぎ目が少々雑でも(対象物を完璧に切り抜かなくても)それがコラージュの味となる。

ということです。

 

 

【Photoshop】スケボー×猫のコラージュを作ってみた

猫とスケボーが掛け合わさったコラージュ作品を作ってみた

スケボーと猫のコラージュ作品を作ってみました。

私の趣味が爆発していますが、自分の好きなもの同士のコラボレーションって、作っていてテンションが上がるものですね。

みなさんもまず初めは、自分の好きなものばかりを並べたコラージュ画像に挑戦してみてください。

 

また、私は学生の頃にアナログ手法の切り貼りコラージュも行っていて、常にスクラップブックをネタ帳にしていました。

当時のスクラップブックを今も見返すことがあり、ネタ探しにも活用しています。

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